応用化学科には医薬品開発が学べる講義がある

細川誠二郎先生が一部担当している

・生命有機化学(3年前期)
・工業化学(3年後期)

は内容の一部に医薬品開発も含まれています。

ちなみに1,2年生のうちは基礎科目を学ぶので、「医薬品開発」のように専門的な、比較的狭い分野に関する講義はありません。他の選択肢としては、オープン科目や他学科聴講科目として、生命医科学科設置科目である薬理学などをとることは出来ます。

ここまででなんとなく分かると思いますが、応用化学科で本格的に医薬品開発を学べるのは、研究室に配属された4年生からだと思います。

故に、将来は特定分野の研究者や開発者の道を進みたい!という志を抱く方にとっては、研究室配属前の基礎研究は物足りない感じもするかもしれません。しかし、受験やその他の事柄と同じく(むしろそれ以上に)、研究は基礎の上に応用が成り立つ世界なので、大学院進学を目指す方はより一層、基礎科目の学習に励む方が良いと思います。

応用化学科で学べる生物分野の授業

前述のように「医薬品開発」と絞ってしまうと授業の種類も限られてしまいますが、もう少し大きい括りで、生物分野と捉えてみましょう。

生物分野の科目を見てみると、以下のような科目があります。

・理工学基礎実験(1,2年)の一部項目
・生命科学概論(2年前期)
・生物化学(2年後期)
・細胞生物学B(3年前期)

「医薬品開発」のように特定の領域に興味がある場合は、こうした隣接する科目の講義を中心に受講してみると、新たな気づきも得られるかもしれませんね!