おわりに

以上のことから、私の結論としては(早慶に入れればどの学部でもいいのであれば)「併願受験はした方が有利だ」と思っています。

この大学のこの学部でこれをやりたいんだ!という思いがある場合は別です。ぜひ、単願で頑張っていただきたいです。

最後に、早稲田第一志望の場合、慶應を併願することによって小論文を新たに加えることになります。小論文は付け焼刃で対処がしやすい科目なので、難しくありません。

しかし、慶應第一志望の場合、国語を新たに加えることになりますが、こちらは少し考える必要があります。

なぜなら、国語は非常に伸びづらい科目であり、最初から出来る人はある程度できますし、全く出来ない人は、素晴らしい先生と出会うことがなければその後なかなか出来るようにはなりません。

ですので、国語を極端に苦手としている人の場合は、慶應単願で目指すという選択肢はアリかと思います。

国語が伸びづらいということに関しては、よろしければ以下の記事をご覧ください。
→「現代文の成績を左右する勉強法3つの秘訣