早慶学生ドットコムは、早慶生の経験を次世代の知識とすることで、彼らがより充実した学生生活を送る未来を創る活動を行っています。

志望校の見つけ方・やりたいことの見つけ方

・学生団体の情報(詳しい大学生を見つける)
学生団体の幅広い活動や研究分野は、皆様が夢を見つけるのに大きく貢献します。
私が学生団体を知ったのは大学3年の春でしたが、調べてみれば、社会貢献に従事している学生団体がたくさん。学生でも国と仕事ができるんだ!と感動したのを覚えています。その時はもっと早くに知っておきたかったととても悔しさを覚えました。

・大学の情報(先輩、大学生から)
私は経済学部に入りましたが、入ってみて「経済学全然興味ない!!!」ということに気づきました。進路選びにおいて、学部選びは大変大きな意味を持ちます。
何を学ぶのか。どんな人たちがいるのか。他学部との違いは何か。大学に体験入学することはできません。だからこそ、大学に入ってから後悔することのないよう、また良いスタートダッシュを切るためにも、事前の情報はしっかり集めておくべきだと思います。

・企業のインターン情報(ネットで検索すれば出てきます)
大学1年生の後輩に多いのが、「成長したいです!」という思い。
成長したいからサークルに入る。そして、サークルに物足りなさを感じ、やめていく。
そういう後輩を何人も見てきました。
インターンシップは、大学2年生の後半や3年生になったころにやり始める人が急増し、皆「成長した」と口をそろえて言います。しかし、多くの大学1年生の中には「大学でインターンをする」という発想がありません(大学2年生後半から気づく人が増えるのはそういうわけです。)。皆様には、入学時点からスタートダッシュを切っていただけるよう、今のうちから企業インターンの情報を集めることも、大変有効だと思います。

4年間保障された大学生生活。無駄があったとしても、充実して過ごすためには下ごしらえは早いうちにしっかりすませておいた方がいい。

そしてもう一つ。
誰でもいいので、誰かを喜ばせる。笑顔にさせる。そういう活動をしましょう。
自分のやりたいこととは他人になにか価値を与えた時にしか生まれない、と私は考えています。
そして価値を与えるとは一番の大元は誰かを笑顔にすることです。
なので、やりたいことが見つからずに悩んでいる人はひとまず、他人を笑顔にするという目の前の小さな目標に向かって突き進んでみてはいかがでしょうか?

最後に

現在、私は大学生です。
大学生になってから世界が広がりましたし、本当に多くのことを経験してきました。
成功も失敗も挫折も。1年間という時間を遊んですごしたことだってあるし、県と仕事をしたこと、個人事業主として働いたことだってあります。
大学でもそれなりには頑張ってゼミ(研究会)にも入って、普通に大学生として取り組んできました。
そうして感じたことは、今やっている学問には全く興味がなかったということ。
高校時代に情報を集めず、偏差値とブランドで決めてしまった慶應大学経済学部。
今では軽い後悔の種になっています。
4年という短いようで長い時間を過ごすのに、進路選びで後悔してほしくない。
後悔した人を何人も見てきました。これは僕自身の願いでもあります。

この世界はジグソーパズルの世界ではなく、私はレゴブロックだと思っています。
決まっているゴールがあるわけではない。
自分次第でどんな形にもなれます。

しかしそのゴールは、自分で思考を重ねることでしか創り出すことはできません。
そして、自らが決めたゴール(目的)を達成するためにも、先生やアドバイザー、友達だけでなく、時には初対面でも大学生、社会人の方から情報を集めることが大切です。
その一歩を踏み出すかどうかはみなさん次第です。

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