3年生の場合

目安として、偏差値が55程度あれば、基礎固めの勉強はできていると判断できます。
その場合、以下の2点を徹底してみてください。重要順に並んでいます。

ビリギャルへの道?―語彙力を高める―

一冊の単語帳が本当に完璧になっていれば、一般的な長文で大きくつまづくことはなくなるはずです。もし単語が原因で長文が読めていない、読み切れないと感じるなら、まずは一冊徹底的に仕上げてください。

目標は英単語を見て、3秒以内に日本語訳が浮かんでくる水準です。早慶を目指すのであれば、単語帳を複数こなすのも効果的です。
(英単語帳の選び方・覚え方についてはこちらをご覧ください)

ビリギャルへの道?―長文演習を重ねる―

実際に解くのは単語でも文法の問題でもありません。最終的にそれらの知識を複合的に組み合わせ長文を読めるようにしていかなければ、覚える意味がありません。長文演習が不足してしまうと、最終ゴールにいつまでもたどり着かなくなってしまうのでバランスに注意してください。

受験生ならば一日一長文が基本です。復習も音読を取り入れ、その中で同時に単語、文法の復習も合わせてやっていきましょう。速読や長文の勉強法は「【早稲田・慶應】英語長文読解の勉強法」をご覧ください。

ビリギャルへの道―まとめ―

ここまで読んだ方は気づいたと思いますが、高校2年生でも高校3年生でも、英語の偏差値を伸ばす方法はほぼ同じです。英語というのは言語ですから、言語習得に近道はありません。「英語だけは一年生の頃からやっておきなさい。」とよく言われるのはこのためです。ですから
?英語の語彙力を高めること
?英語の長文を沢山読むこと
この2つの作業を、どれだけ高いモチベーションを持って取り組むことができるかが勝負となります。とはいえ、ビリギャルを導いた坪田信貴先生のような方に誰もが恵まれるわけではありません。しかし、勉強のやる気を爆発的に高める3つの方法を使えば、自分自身で高いモチベーションを引き出すことができます。ビリギャルのように本気で早慶合格を目指したい方は、ぜひ勉強のやる気を爆発的に高める3つの方法をご覧ください。