古文の勉強法??問題演習―

次に必要なのは問題演習です。

問題演習といっても何に手を付けていいかわからないという人は、過去問を解いてしまってOKです。現代文にも言えますが、国語の場合敵を知ってそれらに慣れてしまうのが唯一かつ最高の対策となります。どうしてもやっておきたい問題集などがない限り、過去問をひたすら解いてしまうことをお勧めします。過去問の詳しい進め方は、「【早稲田・慶應】過去問の進め方」をご覧ください。

また、長文読解の現代語訳では逐語訳を心がけましょう。なんとなくではなく一つ一つ単語や助動詞ごとに訳していくということです。

単語や文法を覚えたら、古文でよく出てくる話のパターンを知っておくとわかりやすくなります。だいたい恋愛かお坊さんの話か、宮中の貴族の話かだと思うので、ありがちな展開を知っておくと読みやすいですね。

古文の勉強法:番外編?―国語のウェイト―

それから受験科目も大事な要素です。
文学部や法学部系ですと、どうしても国語の配点ウェイトが高くなりますが、経済・商学部系ですと数学受験が可能であり、かつ国語と数学or地歴の配点が同じというケースが早稲田の場合はほとんどです。

古文の勉強法:番外編?―やる気を引き出すコツ―

以上が具体的な勉強方法でしたが、そもそも古文を勉強する際に一番大変なことは「古文に興味を持つこと」だと思います。一部のマニアックな人を除いて、「古文が大好き!」という受験生はほとんどいないのではないでしょうか。私自身、はじめは「古文なんてちっとも面白くない!」と思っていました。しかし、「あさきゆめみし」という源氏物語をコミカライズした作品を読んだところ、古文を読むのが何となく好きになり、比較的モチベーション高く古文の勉強に取り組むことができました。ぜひ、皆さんもご覧になってみてはいかがでしょうか。

最後に、古文だけではなくそもそも勉強のやる気が出ない!という方は、勉強のやる気を爆発的に高める3つの方法をご覧ください。きっと、明日からの勉強が楽しくなりますよ^^