SFC・総合政策の去年の小論文の問題を読んでみたのですが、全く歯が立ちません。どういった勉強をすれば良いのでしょうか。(相談日:2016.10.11)

総合政策の去年の小論文の問題を読んでみたのですが、全く歯が立ちません。
どういった勉強から入ればいいのでしょうか?

回答者:慶應義塾大学環境情報学部1年生

勉強方法としては、シンプルです。課題文を読み、設問を読み、設問にしっかり答えることです。
加えて、あなたが総合政策学部で何が問題意識で、何を勉強したいのか、そしてその問題をどのように解決していくのか、という点が大事です。

SFCの大事としている、問題発見、問題解決を問おうとしている事がよく現れています。

2016年総合政策学部の小論文では資料が6つあり、3つの視点で2つずつありますね。
まず、設問と資料は全て読みましょう。設問をまとめると、
問1では、3つの視点の内、1つを選び、2つの資料を要約
問2では、問1で読んだ資料が同じ視点であるのに、異なる結論に至った理由を記述
問3では、総合政策学部に入学したのを仮定し、2020年には格差がどうなっているか予想する。
その際に3つの視点で見たときの変化を全て予想する。←論に説得力を持たせるために、総合政策学部でどのような調査や分析が必要なのかを記述する。
問1と問2は小論文というより、読解力が大切になります。問1は要約する訓練をしてください。問2を書く際には多少なりとも知識があると書きやすいと思います。
問3が勝負となる小論文です。

まず格差問題に対しての予想をたてる。
→内容を具体的にするために3つの視点それぞれでどのように変わっていくのか予想をたてる。
→3つ予想をたてるために、総合政策学部で何を学び、何を研究していけばいいのか、受験者本人がどうしたいのか、しっかり考えてください。