現代文の成績低下

10月の終わりまでは政治経済学部や文化構想学部の過去問を解いても8割はキープできていて、代ゼミの早大プレでも現代文の得点率は9割弱あったのですが最近過去問に本格的に入り始めるとどの学部の問題でも6割越えるのが精一杯になってしまっています。読解力が落ちた、という風には思えません。これは単なるスランプなのでしょうか?どのような対策をすればいいですか?

回答者:早稲田大学文学部 スティングレイさん

こんにちは! 早稲田文学部に通っているスティングレイといいます。

スランプだと思います。
現代文は「読解力」が十分についている人でも、設問によってはかなり正答率がブレてしまうと思います。出題されている文章の内容を正確に把握できていたとしても、設問の形式がバラエティに富んでいるので、それに慣れていないと戸惑ってしまってミスが起こりやすくなります。要するに、読めてるか読めてないかの問題ではなくて、原因はむしろ設問の形式にあるのです。ですから、質問者さんのように一定の正答率を難度の高い抽象的な問題でも保てていた場合は、本格的に過去問に入った段階で、設問の問うてる部分を把握しきれてない可能性があります。
いずれにせよ、演習を続けていれば慣れてきて正答率はまた戻ってくると思うので、スタンスを変えずに愚直に演習を続けていって問題ないかと思います。

とは言ったものの、不安は募ると思うので、その場合は過去に扱った問題集の問題でも過去問でも何でも良いので、自分として苦手意識のあるテーマを扱っている抽象度の高い(難解)な文章の要約をしてみるといいと思います。要約をすると、演習する際と比べてもかなりゆっくり読まなければならないので、自分が理解できていない部分がより明確化されます。そのため、要約をすることは、自分の苦手な(または理解不十分の)話題の発見に繋がると思います。
それも踏まえて現代文の背景知識や語彙の意味、漢字、慣用句などの基礎事項の復習も丁寧に繰り返すと良いと思います。

あと思い当たることは、レトリック(修辞)にこだわり過ぎない、ということですかね。早稲田ですと特に法学部が顕著ですが、レトリック(文章をかっこよく(?)、小難しく表現するための言い回し)が非常にわかりづらく難しい文章がよく出されます。ですから、全体の要旨は把握できているのに、ある部分のレトリックの解釈に苦心して考え込んでしまって、設問を解くときに深く考え過ぎてしまったりする場合があります。これはドツボにハマりやすいので注意が必要です。なので、全体の要旨が理解できていると思ったら、そういう細かい修辞は無視しちゃいましょう。そうするとスランプから脱却できるかも?

こんな感じですかね、僕がいま思いつくことは。現代文を安定して高得点とれるということは、文系の早稲田受験生にとっては、とりわけ国語の配点の高い早稲田では、非常に大きなアドバンテージとなります。どうか粘って頑張ってください!
読んでいただきありがとうございました。

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