古文の初見問題の解き方

現在高校2年生です。

古典の勉強法について質問です。
学校の古典は割と好きでそれなりに良い点数は取って、内容の理解も完全にしているのですが、
いざ模試などになって初見の文章を見た時に何をどうすれば良いのか分からないし、正直まったく文章の意味が分かりません。答えも当て勘などばかりです。ただ、古文単語は単語帳を日々周回してるので、「この単語の意味を以下の選択肢から選びなさい」などの問題は解くことができます。
単語は分かるのに文章の意味が分からない、という現状に、自分自身何ができてないのかよく分からないのですが、何をどうすれば初見の文章に対応できるようになるでしょうか?
また、文法などのおすすめの参考書を教えてください。

回答者:早稲田大学人間科学部 たーもーさん

まず古文の初見の問題で読めない、何の話をしているのか分からないというのはよくあることですので安心してください。何回か返り読みをしていったり、問題を解きながら全容が明らかになってくるイメージです。

私は古文ができないという人の中にも、その原因のタイプとして
①単純に単語を覚えてないタイプ
②文法知識が読解の際に使えてないので、本文や回答の選択肢のニュアンスの違いが分からないタイプ
③主体判定が全くできてないので、本文がぐちゃぐちゃ見えてくるタイプ
④力はあるが、古文の文章に慣れていないだけのタイプ
といった4つに分けられると思っています。(これは人によって様々な意見があると思いますが、あくまで個人的な考えです。)

ぴぴまるさんの質問を拝見して、学校でやるぶんには出来るし単語もやっているとのことなので読めていない原因としては②と③のタイプのハイブリッドかなと感じました。
②では、例えば文法でもラ変活用や下二段活用を暗記事項としては言えたとしても、本文中の大事な部分に登場した際にシッカリ処理できていますか?已然形+ば、はどういった働きをするか即答できますか?
こういった文法事項を読解においても運用する能力を上げる必要があると思います。
文法のオススメ参考書としては「古文上達 基礎編 読解と演習45」が良いです。まさに読解に使える文法にしてくれます。
次に③ですが、古文では主語が省略されることが殆どです。そして問題で傍線が引かれるような所は、誰が何をしたのか、心情が分かりにくいから問題になっているんです。
そこら辺のあやふやになりがちな部分を解消するためには、動作や感情表現の主語をいちいち確認しながらの全文和訳をオススメします。一度普通に解いた問題でやっても全然OKです。
あまり効率的ではありませんが、いざやってみると自分が今までいかに荒い読み方をしていたのかよくわかると思います。

この二つの弱点を克服すれば、かなり伸びると思うので良かったら参考にしてみてください。古文は一度出来るようになれば、安定して点を稼げる科目です。
焦らずにじっくり頑張ってください。

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