現代文の点数を高得点で安定させるためには

4月から高校2年生になるものです。志望大学は慶應義塾大学経済学部または法学部を目指しています。現代文は入試科目にありませんが、GMARCHの併願や早稲田大学も考えているので高校2年のうちに基礎を固めておきたいと考えています。
高校1年生の間に入試現代文のアクセスやZ会添削の標準コースをやりましたが、やっていて手応えをあまり感じられませんでした。今やっていることとしては、文を読みながら筆者の意見、登場人物の気持ちにチェックを入れる、間違えたときの原因を突き止めるようにしています。どうにかして現代文の点数を高得点で安定させたいと思います。お忙しいと思いますが、御回答を宜しくお願いします。

回答者:慶應義塾大学法学部 だいくんさん

文を読む際、理解力を決める要素が主に3つあります。
1.文の内容・テーマに関する知識
2.語彙力
3.センス

順に説明しましょう。
1について、例えば貴方が人から興味のないマンガやテレビ番組の話をされた際、内容が入ってこないという経験をしたことがあるのではないでしょうか?それは、そのマンガやテレビ番組に関する知識不足ゆえなのです。知識があるものに関しては、人間の頭は積極的に反応しますが、そうでない場合は反応が悪くなります。
現代文も同じです。科学について、政治について、芸術について…さまざまなテーマについて論じた文章:論説文が入試現代文には出現しますが、そのテーマに関する知識が足りないものは、読解が浅くなります。

2.語彙力が大切なことは言わずもがなでしょう。会話や文章の中で知らない単語・言葉が続いてしまうと、人間誰でも嫌になります。入試現代文に出てくる全ての単語を知っておくことは不可能に近いですが、難単語の中でも入試に頻出するものを押さえておくだけで、読解はスムーズになるはずです。

3.スポーツでも勉強でも何でも多かれ少なかれセンスは必要です。生まれつき持っていればそれ程楽なことはありませんが、努力によってセンスを磨く人もいます。勿論現代文のセンスも磨くことは可能です。現代文のセンスは具体的に言うならば、「意味のわからない場所があっても拘らずに大胆に先に進む」「力を入れて読む必要のある場所とそうでない場所の区別が、読みながらにしてわかる」といった感じでしょうかね。

1〜3の要素を説明しましたが、これらを鍛えるにあたって、私は『現代文キーワード読解』というZ会の参考書をオススメしています。
難単語の説明と、その単語が出てくる短めの文章が載っている参考書です。
単語の意味を覚えながら、毎日文章の要約をするというのが効果的かと思います。
文章の下には要約例があるので、自分の要約と見比べて、文の要点を見抜く力を鍛えていきます。
一回読んだら要約→解答をチェック→二回音読
といった流れでこなせれば一番いいですね。
掲載されている文は短いながらも、入試現代文で頻出するテーマの知識を効率よく吸収できるように選び出されているので、毎日取り組めば三要素が効率よく身についていきます。
慶大論文でも要約を求められることが多いので、論文対策にもなりますよ。

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