こんにちは。
慶應義塾大学商学部の3年生です。

睡眠管理は、勉強に大きく影響を及ぼします。
「午前中は大体寝ているか、起きていても頭がぼーっとして無駄にしている」「睡眠は毎日8時間もとっているのに、なぜか眠くなって集中できない」などなど…。

多くの受験生は、これらは「自分のやる気がないからだ」と思い込みますが、実はそうではなくて、そもそも十分な睡眠管理が出来ていない可能性があります。いくらやる気があっても、体が覚醒状態を保てていなければ、受験勉強に集中するなど到底出来ることではありません。

受験勉強のスケジュール管理を意識している人は多くても、睡眠管理を意識できている人はとても少ないのです。今回は、睡眠不足に悩みがちの受験生に向けて、睡眠の仕組みと管理の方法をお伝えします!

ちなみに、「体はしっかり起きているのにやる気が出ない」という受験生は「【意志が弱い】勉強よりゲームや漫画を優先してしまう脳の仕組み」をご覧ください。

受験生が知るべき「睡眠時間と睡眠の質」の話

睡眠の効果は、単純に「睡眠時間×睡眠の質」で表すことが出来ます。当然、「睡眠の質」は高ければ高いほど必要な睡眠時間は短くなると考えられますが、睡眠時間に関しては多ければ多いほどいいというものではないことが様々な実験で分かっています。

誰しも「寝すぎて逆に体調が優れない」という経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。

そこで、今回の記事ではまず「睡眠時間」に焦点を当て、次回は「睡眠の質」についてお話したいと思います。