こんにちは!
慶應義塾大学医学部1年です。

「英単語が覚えられない…」と悩んだことはないでしょうか。
「英単語帳、買ったはいいけど全然やる気がでない…別の英単語帳も試してみるか…」と思ったことはないでしょうか。

今回は、英単語の覚え方とおすすめ英単語帳についてお話したいと思います。

各単語帳の比較はこちら
→「難関校受験を突破する英単語帳5選!ー早慶W合格者が長所短所を徹底比較ー

早慶志望者のためのおすすめ英単語帳

私の場合、医学部受験でしたので英単語帳は駿台のシステム英単語を使用しました。しかし、シス単は理系と言われていますね。

文系の方へのおすすめ英単語帳は、実際のところ、単語王、速読英単語、ターゲットあたりでしたらどれでも問題ないと思います。問題があるのは、複数の英単語帳に手を出すことです。どれでもいいので、一冊の英単語帳を完璧にしましょう。

そして、どの英単語帳を使うにしても、載っている英単語の意味が最低3秒で出てこなければまだ覚えられていないという判断基準で進めてみてください。早慶レベルを目指している方は1秒です。基本的な英単語帳に出てくる英単語が意識レベルで意味をだせるようにならないと、早慶の問題は解き終わりません。
(ちなみに、「古文勉強法まとめ―早稲田・慶應大学合格レベル―」では古文のオススメ単語帳を紹介しています)

英単語の覚え方

ありがちな方法だと、「例文を頭に叩き込む」、「allowを「よかあろう」と覚えるなど語呂合わせを使う」といった方法は、英単語の覚え方として非常に効果的です。ぜひ、これらを使って覚えてください。

これらに追加して私が実際に行った方法は、日本語を正確に覚えるのではなく、英単語のイメージ(コア)をつかむ覚え方です。その英単語の正しいイメージを持っていれば、長文読解などで苦労することは基本的にありません。この覚え方は、特に複数の日本語訳を持つ英単語に有用です。

たとえば…increaseの意味は、「増加する」のほかに「増殖する」や「繁殖する」、「強まる」などがありますが、それぞれ、「増殖する→(仲間や同じ種族が)増える」、「繁殖する→(子孫が)増える」、「強まる→(勢いが)増す」となり、根幹的に「増える」イメージを持っていれば対処することが出来ます。

このような覚え方をしておけば、長文において、大きく意味をはき違えることはあまりありません。ただし、根幹的イメージ(コア)から大きくずれた意訳がある場合もあるので、その時は覚えるしかありませんね(^_^;)

このように、英語をイメージやニュアンス、感覚で理解できるようになることは非常に重要です。感覚で理解する技術は、速読や長文読解にもつながってくるので、出来るだけ日本語形式ばった逐語訳で英語に取り組むのではなく、英語を英語らしく理解できるよう意識してみてください。速読と長文読解の勉強法に関しては「【早稲田・慶應】英語長文読解の勉強法」をご覧ください。