こんにちは。
慶應義塾大学経済学部の4年生です。

目標を叶える過程には努力がつきものです。努力には、やる気の浮き沈みがつきものです。受験で言えば、一時的に無気力になって「これ以上勉強したくない!」と全く勉強をやる気がなくなってしまったり、考えようと思っても全然頭が働かなくなったりすることがあります。

こうした「勉強したくない」という気持ちは、すべて「意識を使って無理やり自分に勉強をさせようとする」から発生します。やる気の浮き沈みがなく、安定して常に勉強に打ち込み続けるメンタルをセットするためには、自分の「無意識」に働きかける必要があります。

今回は、受験生なら誰もが一度は感じる「勉強したくない!」という気持ちから脱却し、「やる気に惑わされず、無意識に勉強してしまう」メンタルの作り方をお話できればと思います。
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勉強したくない!と思う理由①-モラルライセンシング-

勉強は、「やらなければいけない」と思えば思うほど、やらなくなります。勉強を「やらなければいけないもの」と考えている人は、勉強をすること自体を「良い行い」と考えているということです。そして、人間は「良い行い」をすると、その後自分に甘くなったり、自分のやりたいことを好き勝手やるようになります。

例えば、「今日は10時間も勉強したからもう休もう」とか、「単語を200個覚えたから録画しておいたテレビを見よう」などと思ったことはないでしょうか。こういった行動を、行動心理学では「モラルライセンシング」と呼びます。

道徳的に「良い行い」というのは、困っている人を助けるとか、地球の環境を考えて植林活動をするとか、そういうことを指すのであって、「勉強をする」こと自体は良い行ないでもなんでもありません。

ですから、まず勉強をすることを「良い行い」と考えることをやめましょう。自分の夢を叶えるために当然の努力をしているだけであって、それはむしろ夢に向かって一歩ずつ進んでいるとても楽しくて意義のある行為だ、と考えるといいと思います。

これは、何も受験だけに当てはまることではありません。何か目標に向かって努力するとき、その努力を道徳的に「良い行いだ」と感じてしまうと、その努力には必ず限界が来てしまうということです。

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