参考書を完璧に?

拓人投稿 2018/7/16 09:44

高2 文系 栃木県

早稲田大学教育志望

よく聞く(一冊を完璧に)とか(参考書を完璧に)とか聞くんですけど完璧ってどのような状態を指すのですか?
答えを覚えても応用が利かないと思います
気になったのでご教授お願いします。

回答

ジュン投稿 2018/7/16 11:39

慶應義塾大学経済学部

答えを覚えようとしていれば応用は利かないでしょう。答えを答えたらしめる、その根拠を覚えるのです。

ネクステやスクランブルのような何百問もある文法書は覚えるための文法書です。50周を目指して繰り返し回転させてみてください。

10周……答えを覚えるでしょう。大切なのはここからです。

20周……答えが分かっているので、根拠を覚える余裕が生まれます。そのために、意識していなくても、問われていなくても訳を考えるので、必然と語彙力がつきます。

30周……答えも文法も覚えているため、間違いの選択肢に思考が及びます。出題者の引っ掛け方や、よくある誤解を理解するので、ここで世の受験生と差が生まれます。
マーチに受かるくらいです。

40周……問題の順序に意図を感じます。著者が、受験生の理解を促すためにこの順にしたのかと感激し、単元ごとにシトーリー性を感じます。この辺からやってて楽しいです。

50周……このストーリー性を無意識に落とし込める作業です。単元と単元で、歴史における時代と時代のように重なる点が浮き彫りになってきます。もうセンターでは満点が取れる域です。

60周……すべて文型を取る。すべての時制を考える。など、自分ルールを持って1周すると、なお理解が深まります。

答えを覚えた先に深い理解があるのです。
深い理解により応用を利かせられるのです。

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