早稲法 慶法 違い

Sarah投稿 2021/9/15 10:10

undefined 文系 東京都

慶應義塾大学法学部志望

早稲法または慶法に通ってる方に質問です

今指定校の志望理由書を書いているのですが(慶法)
早稲法と慶法のコンセプトの違いって具体的にはどんなところでしょう?
よく早稲法は法律一本!慶法はもっとゆるやかーな感じというのは聞きますが、調べてもあまり出てきませんでした
具体的にどのようなことが違うのか教えてください!

回答

師範投稿 2021/9/16 23:50

慶應義塾大学法学部

初めに、僕は慶應側の人間なので、早稲田側の実情には至らない点もあると思います。ご了承下さい。

どちらも法学部なので、社会の出来事を法的観点から分析する「リーガルマインド」を育むという点ではほぼ同じ目的を有しています。が、その育成方針は確かに異なっていて、その違いはカリキュラムに表れています。

・早稲田
早稲法には学科とかもなく、キャンパスが変わることもなく、4年間通してみっちり法律を学びます。法律一本といってもまぁ過言ではないのかもしれませんね。もちろん、教養科目など取る必要はあるんでしょうが、慶應ほどの多様性は無さそうです。法学の中で、法曹を目指す人向けのコースがあったり、実定法系のコースがあったりなどの履修モデルはあるようです。

・慶應
慶應は「ジェネラリスト兼スペシャリスト」の育成を目指しています。ここが最大の違いだと思います。日吉の2年間では法学の基礎はもちろんの事、政治学や社会学、経済学などの文系科目に加え、自然科学系の科目も履修する必要があります。そして三田に移るとほぼ全員なんらかのゼミに入って専門性を高めます。これを「ゆるやか」と捉えることの是非は置いておいて、ともかくとして法学を通して世の中を見ていく上での学問的基盤を作ろうとしています。そういう意味での「ジェネラリスト兼スペシャリスト」です。

あとは就職先なんかで比較してみてもそれぞれのキャラクターが見えてくるかもしれません。

早稲田はもちろん一般企業も沢山いますが、慶應に比べて公務員の人数が多いような気がします。それはやっぱり法学をみっちりやってきて試験の対策も比較的容易に出来るからなのでしょう。

対して慶應は一般企業に行く人数が多いですね。これは法学だけではないジェネラリストとしての基盤があるので、どこの世界に行っても活躍できるだけの下地があるということの現れと言えそうです。

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