世界史の通史
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3/4 21:11
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
サラディン
高2 岐阜県 上智大学文学部(66)志望
新高3で上智、立教志望です
現在世界史の実況中継で通史をしていて、春休み中には最後まで通史を完成させた状態になりたいのですが、時間が足りなくて焦っています
効率よく通史をするコツなどはありますか?
今は資料集などと見比べて勉強しています
マーカーペンやボールペンなどは使っていません
回答
ルッコラ
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
新高3で、春休み中に通史が終わる予定、というのはかなりハイペースだと思います!残りの期間を演習や通史の復習に当てられるのはとても気持ちに余裕が出ると思います。
しかし一般的に公立高校では入試までに通史が終わらなかったとも聞きますし、私の変わっていた中高一貫校でさえ(そこそこ進学校です)通史が授業で終わったのは11月でした。
授業より早く終わらせよう、と思った私が通史を終わらせたのはお盆過ぎくらいです。
あまり思ってるほど焦らなくても良いのではと思います。
春の時点で通史が終わっているのは浪人生くらいではないかな…
気持ち程度ではありますが、通史を勉強する際のポイントを少し書き連ねます。当たり前のことが多いと思いますが参考になればと思います。
まず、復習と並行させることです。歴史は縦の繋がり、特に世界史は横の繋がりを意識しなくてはいけません。前回進めた分の復習を必ずしてから次の新しい分野に進むことが大事です。
それでも1度読んだだけで知識を定着させるのはなかなか難しいと思います。実況中継を読んでいて、あ、この単語なんだっけ?と思ったら必ず前に戻って調べてください。
さらに世界史はA国の歴史→B国の歴史→またA国の歴史、、、などというように地域を点々としながらゆっくり先の時代へ進んでいきます。A国はA国でなにが起こっていたのか縦の繋がりを意識できると良いですね。横は言わずもがな、同時代史のことですね。
焦っているということでなかなか気持ちの余裕がないかもしれませんが、受験に直結しない知識だとしても周辺知識があるだけで核の知識が思い出しやすくなったりしますので、資料集のコラムなどにも一通り全て目を通しみるのも良いかと思います。
それでもあまり知識が定着しないということであれば、自分の手を動かしてみるのも大事だと思います。
複数の国の利権が絡み合っていたり、各国のあらゆる情勢が混ざり合って一つの戦争が起きていたり……、世界史の事件には複数の要因が存在しているのが常です。自分で表を書いてみたり、年表を書いてみたり、白地図を使ってみるのも良いと思います。実際に地図を用いた問題もよく出題されますので。
歴史は暗記、といいますが私は流れを意識した上での暗記だと思っています。闇雲にどういう意味なのかもわからず用語を覚えたり、原因はわからないけど戦争の名前は覚えている、、などがないように!周辺知識や因果関係など全てをセットで繋げて覚えることで忘れにくい強固な知識になると思います。忘れても周辺知識がしっかりしていれば思い出しやすいです。 効率や速さを追い求めてしまいがちですが着実に復習しながら、流れ作業を行わないことが一番の近道なのかなと思います。
意外と余裕を持って、夏までに通史を終わらせる計画にシフトしてみても、そんなに問題ないとも思いますよ。(春までに設定した理由まで存じ上げないので下手なことは言えませんが…)
頑張ってください!
コメント(3)
サラディン
3/4 21:28
こんなに丁寧な回答をしていただいてありがとうございます!
早めに全体像とイメージを掴んでおいてら早め早めに過去問演習ができるのかな?と思い早く通史を終わらせたいと思っていました!
サラディン
3/4 21:30
後、私の学校はそこま進学校ではなく授業スピードがとんでもなく遅いので早くやって忘れたころに授業で復習したいなと思っていたからです!
ルッコラ
3/4 22:10
授業を復習に使うの、すごく良いと思います!