勉強のやる気

こーちゃ投稿 2021/5/23 19:30

undefined 理系 山形県

山形大学医学部志望

地方国立大医学部志望の高2です。
高一の夏に医学部受験の厳しさを知り、それから今までひたすら勉強しました。ですが最近、何故かわかりませんが途端に勉強が本当に嫌になってしまいました。ゲームはもってのほか、SNSやYouTubeなどを消し、どうにか勉強しかできない状況を作っているのですが、やる気が全く出ずストレスが溜まりイライラしてしまいます。やる気を出すにはどうすればいいでしょうか。

回答

ふるかわ投稿 2021/5/23 22:35

早稲田大学政治経済学部

こんにちは。ご相談ありがとうございます!

私は専門的なことはわかりませんが、おそらくこーちゃさんの今の状況は「燃え尽き症候群」に近いのではないでしょうか。「燃え尽き症候群」とは、今まで熱心に物事に取り組んでいたのに急にやる気を失ってしまうことを言います。これにはいくつか原因がありますので、一つ一つ説明していきますね。

〇自分の努力の成果が感じられない
高校一年生のころから勉強をしているとのことですが、その間の模試やテストの成績はいかがでしたでしょうか?もしそこで自分の勉強の成果が表れていないと、勉強している意味が分からなくなってしまいがちです。もし心当たりがあれば勉強による自分の成長を振り返る時間をつくってみましょう。これは今後にも当てはまることですが、勉強の成果が常に数字に表れるとは限りません。ですから、この振り返りの際には点数に限らず、「こういうことが新たにできるようになった」「こういうことが前よりも楽にできるようになった」などという点でも評価することを忘れないようにしましょう。自分で自分の勉強の成果が評価できるようになると自分の努力に意味が見いだせます。こうすることで、少しはやる気が生まれてくるのではないでしょうか。

〇勉強と他のことの区別がつけられていない
受験生になると、ごはんを食べるとき、お風呂に入っているとき、移動するときなど、時間を見つけて常に勉強しろ、という人がいます。もちろんそれほど勉強することは素晴らしいことですが、これを長い間継続するのはかなり無理があります。受験の現実味が感じられにくい高校1・2年生ならなおさらです。なぜなら、身体的・精神的に休息できる時間をなくしてしまい、自分に大きな負担がかかるからです。こーちゃさんが高校一年の時に感じていた危機感があればしばらくは続けることはできるかもしれませんが、多くの人は後で苦しくなってきます。

こーちゃさんが一年生のころから必死に勉強してきたのはとても素晴らしいことですが、ひとつ失敗を指摘するならば、それは頑張りすぎてしまったことです。こーちゃさんのなかで勉強を頑張ることのハードルが上がりすぎてしまったのだと思います。これからはSNSやYouTube・ゲームに触れる時間もきちんととったうえで勉強してみてください。最初は罪悪感を感じるかもしれませんが、そのように自分の好きなことと勉強をうまく両立させていくことは心身ともに安定して受験勉強を続けることにつながります。

まずは一日のうち大半をスマホいじりに費やして、1時間だけ勉強、という形でも構いません。音楽を聴きながらの勉強でも構いません。自分のやりたいことがある中で少しでも勉強を行うことができたというだけで大きな進歩だと思います。最終的には一日の勉強スケジュールに休み時間をとりいれ、自分の好きなことをやりつつ勉強中心の生活をおくれるようになれば良いと思いますよ。

長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。自分を追い込めるのは素晴らしいことですが、それで自分に負担をかけてしまっては大事な時に自分の思うようにできず、ものすごく苦しい思いをすることになります。この無気力がもし受験生の秋に起こっていたら…と考えてみてください。できるのならそれは避けたいですよね。この回答を読んで何か参考になるものがあれば、是非取り入れてみてください。こーちゃさんが現状を打破できることを願っています!

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