長文のはじめる時期

ゆー投稿 2019/5/26 21:39

高3 文系 茨城県

早稲田大学志望

高3です。
今現在単語はセンター1800、ターゲット1900を終えていて、(もちろん定期的にに復習するつもりです。)パス単準一級、ターゲット1000を進めています。
文法はネクステを終え、英文解釈70を行なっています。

ここで、本題なのですが、英語長文はいつから始めるべきでしょうか?
6月からやるか、英文解釈が終わる6月末ごろのどちらかで迷っています。

あと何から長文はじめたら良いですか

回答

#かーきん投稿 2019/5/29 04:23

早稲田大学商学部

語学は何語でも最小単位まで分解し、分析することが重要です。
とりあえず英語であれば、まず単語があって、それを並び替える際のルールである文法(文を作るための法律と考える)があって、文をいくつか集めてパラグラフになったら文と文の関係性について考える英文解釈があって、さらにパラグラフをいっぱい集めて長文ができて文章問題になって・・・。
「単語・文法→文・英文解釈→パラグラフ→文章」といった構造をまず理解することが重要です。
この構成を無視して長文から勉強を始めてもピラミッド構造でできた英語が身につくはずがありません。

そして英語の構造を理解したところで、今度は相手との距離を測ります。
早稲田レベルというと少し大雑把すぎるので、早稲田の中でも普通のレベルである商や教育の問題を目指すこととします。この二つの学部は共通して500語の長くない文量で、かつ設問も癖がなくマーチと同じレベルです。ですが全5問あり、内容一致で問われる情報の緻密さから、正確で、かつ一定のスピードで読めるようなトレーニングが不可欠です。

まずはこの時期に地盤固めとして基本レベルの単語と文法学習の徹底化を図ってください。
正直な話、単語と文法はどの参考書を使っても大差ありません。(単語集や文法問題集は基本的に有名大学の過去問をコンピュータで解析し、頻度の多いものから並べているのがほとんどなので、コアの部分は一緒です。強いて言えば、脱落する可能性が大いにある鉄壁は、あのボリュームでも基本的な単語しかまとめていないため、コア単語はほぼ網羅しています)
ただ、どの参考書を使うにしても、必ず〝一冊を完璧に〟。一冊を完璧にすることで自信になります。私自身の経験で言えば、鉄壁を50周やっていたので英単語に対する不安はほとんどありませんでした。文法問題集も間違えた問題がなくなるまで徹底的に学習することで本番での不安は特にありませんでした。

ここで文法と単語が終わってしまってはいけません。
次のレベルとして、単語であれば速単の上級編が欠かせません。早慶の標準はこのレベルなのでぜひ完璧にして欲しいです。
また文法であれば、マーチの受けない学部の文法問題を2周以上やっておくことで、マーチ、早慶のバラエティー豊かな新作問題にも柔軟に対応できます。

そして英文解釈問題です。これも人によって大差がありますが、圧倒的な支持率を受けているポレポレは薄いためとてもスムーズに学習ができます。何はともあれ、英文解釈は経験値がモノを言うので、多くのパターンを経験してください。だいたい7月入るくらいには文法を完璧にしておいて、入れるといいと思います。

最後は長文問題です。夏にどんどん始めてください!500〜700語の解説がしっかりした参考書を終えた後は、実際に過去問を使用したシュミレーションをしていきます。ここで詳細を書こうとも思ったんですが、あまり長くなっても仕方がないので、自分のアーカイブから必要なものを取捨選択して、参考にしていただければいいかなと思います。

今回は早稲田までの道のりをざっとしか述べていません。
具体的な方法などはこれまで散々語ってきたつもりです
ぜひ一度は目を通していただきたいです。受験終わってすぐの出来立てホヤホヤをお届けしたつもりです。
人間、誰しも時が経てば脚色が多くなっていくものです。
それが少ない、リアルを語ったものをより参考にすべきだし、また成功体験だけ述べていたところで、それはみなさんのためになりません。私は前回、不合格体験記というものを回答しましたが、失敗例のすくない現実に受験のリアルを伝えられたと思っています。
ぜひ、過去の投稿を参考にしてみてください。

90658A435C854923B91EE522E3B064F2
9DBA2DFE50DC491A8BE7B32997A08A60
KBTl_2oBTqPwDZPurWjK