勉強がしんどくなってしまった。どうすれば良いのか。
根性論で無責任に「やればできるよ!」と言いたくないので、3つの考え方、向き合い方を提示する。2つはモチベーションの上げ方、1つはモチベーションが皆無の時の自らの律し方。
まず1つは内部モチベーション。
これは、例えば医師になって誰かを救いたい!とか、大学に入って楽しくサークルをやって過ごしたい!とか、そう言う自分の欲求から生まれるもの。
あるいは単純に、医学部を目指して勉強させてもらえる環境ってすごいことだと自覚すること。大学なんて生まれつき視野にない家庭の人がいっぱいいる。「勉強しなきゃいけない」と思ってるから勉強が辛いわけだけど、じゃあ今すぐ君の両親が教科書を全て売ってしまったら、君はどう思うだろう?「家計が苦しいのよ」なんて言われたらどう思う?勉強できるのががありがたいこと、やらなきゃもったいないことに思えて来ないかい?それも1つの内部モチベーションだ。
2つ目は外部モチベーション。
これは僕のパターンだ。僕は仲間との大げんかの末に部活をやめて受験勉強を始めた。「学年トップになる」と大見栄をこいて勉強しだしたから、下手な姿を見せるわけには行かず、必死に勉強した。部活をやめて3ヶ月で数学の偏差値を10以上あげるまでになった。
あるいは身近な例で言えば、夏休みの最終日は宿題をやらざるを得ないね。これも外部から突き動かされるモチベーションだ。メンタルには不健康だけど
、ある意味一番強い(強制的な)力になる。
誰かに目標を宣言して、やらざるを得ない環境にするのも手ってことだ。ビリギャルみたいだね。
3つ目、モチベーションなんか考えたくねぇ、動きたくねぇ……って時の考え方。
やる気はなくていい。抱えた課題を全て書き出そう。残った日にちを数えよう。それで割り算すると、1日あたりでこなさなければいけない課題の量がわかる。つまり、今日自分が何もしないことによって、明日の自分にどれだけの借金を追わせてしまっているかがわかるわけだ。
焦った君は、動かざるを得ない。まぁ、無理やり外部モチベーションを作り出す工夫をするわけだね…。
さて、それでも動けないかもしれないね。
それでも動けないと言うなら、
はっきり言おうか?受験勉強向いてないよ。
特に医師なんて、誰でもなれる職じゃない。
大学入ってからの方が辛いのに、今から学ぶ意欲のない人に人の命が扱えるもんか。
悔しくないか?こんな風に言われて。
悔しかったらやってみろ。
悔しくなかったら、悪い事は言わない。
他にしようぜ、進路…。