日本史

日本史の勉強の仕方なのですが、学校の先生は、山川の30日完成スピードマスターを完璧にしなさいと言われてて、塾の先生は、日本史精巧がいいよって言われています。それで学校の先生は、30日完成を完璧にしたら慶應の法学部早稲田の政経以外は行けると言われたのですが、私の第一志望は、慶應法学部です。
日本史精巧は、応用ばっかりなので基礎があまりできてないので心配です。
今は、日本史30日完成をやって間違えた問題を用語集で調べて単語帳に書き録音して聞くという作業をしていますが時間が膨大にかかります。
そこで前から持ってる金谷先生の流れがわかる本を読んでから東進の一問一答星1と2をまず完璧にするというようにしてそこから日本史精巧というようにしようかなと思ってるのですが、どうですか?30日完成は、やらなくても金谷先生流れを掴む本で基本はカバーできますか?
また、受験生の時どのように勉強していましたか?長文ですいません。でも今とてもとても悩んでいます。

回答

taka投稿 2016/8/29 21:01

早稲田大学法学部2年

僕がやっていたやり方と、日本史の勉強方法をすこし詳細にお話ししたいと思います。

まず初めに僕も金谷さんの通史の本を使っていました。それによって、どういうことがなぜ起きたのかという流れをつかむことができるようになりました。ただ、そこでは暗記は意識せずにaが起きてbが起きてcになっただとしたら、abcの固有名詞を覚えるのではなく、abcの因果関係を抑えることに注力していました。

つぎは、教科書や学校(通っていれば予備校)のノートなどを使って、流れを意識しながら単語を暗記していくという作業に入りました。流れをいれてあるので、ここでの暗記はスムーズに行きました。おそらく質問者さんはこの段階において一問一答を使おうと考えると思います。しかし、一問一答というのは量が多すぎるのと、問題形式た解答が常に同じなので、同一人物でも聞かれ方を変えられたら答えられないという状況に陥りかねません。なので、サブ教材として使うならいいと思いますが、メインとして使うのはあまりお勧めできません。

次に30日完成と標準問題精講についてです。
30日完成の方は、確か山川出版社が出していましたよね?
やはり参考書は予備校、もしくは予備校講師執筆や有力教材出版社(z会、桐原など)のものがわかりやすいと思われるのであまりオススメはしません。確かに教科書に準拠してはいるの思うのですが、入試に即しているかというと微妙なところなのではないかと推測します。
標準問題精講は質問者さんが言う通り、かなりレベルが高いです。なので偏差値60-70あり通史にある程度自信のある人が余裕があるときにやるべきだと僕は考えています。

僕が使っていたのはz会のはじめる日本史と日本史100題というやつです。はじめる日本史のレベルはとても基礎的なので、基礎固めには十分有用であると考えます。その次に入試レベルの少し難度の高い日本史100題という教材に取り組めば通史の知識はある程度固まると思います。この100題という教材が標準問題精講と難易度が同じくらいか少し低いかくらいなので、基礎がある程度完成したと思ったらどちらかをやるといいと思います。

話が長くなってしまったので、まとめると
1.まずは金谷本で流れを抑える
2.一問一答は暗記の際の補助として使う
3.基礎問題集→難度の高い問題集
という感じで対策していくといいと思います。
早慶を目指すなら、金谷本だけでは物足りないとおもいます。

頑張ってください!

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