全くわからないことに取り掛かるとき
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2/4 22:53
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
har
高3 新潟県 筑波大学理工学群(60)志望
受験の相談でなく申し訳ないです。自分は少し特殊な高校に通っており、大学範囲の専門的なものも学びます。そこで、ある教科の先生が非常にわかりづらく、自分で教科書を見て学んでいます。しかし、あまりしっかりとわかりません。解説や解答の少ない教科書で、問題数自体も少ないため演習も足りません。いつも付け焼き刃で試験に臨んでしまいます。そういった科目で予習しようとした時にも同じことが起こります。先生に聞こうにもわかっていなさすぎて何を聞けばいいのかわからない状況です。友達は勉強しないタイプが多いので、前日にやってギリギリ単位とれた、みたいな感じです。あまりに専門的すぎてネットの解説も難しいです。今後もこのような教科は山のようにあるはずなのに、そのたびにこうなると思うとやっていける気がしなくて不安です。全くわからない事柄に対してどのように勉強していますか?
回答
きさらぎ
慶應義塾大学文学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
面白くない回答になってしまい、大変申し訳ないですが、これはいっそ最初にもどるのが早いかもしれません。そのうで、ゆっくり自問自答しながら理解をすすめ、「確実にどこかでぶつかって分からなくなりますよね」。ここで初めて、その具体的な箇所を先生なり友達に聞くとよいと思います。
私もああ分からん!となることはありますが、最初にもどって(例えばその単元)、どこで道に迷いはじめたかを突き止めるんです。案外何でもないことが原因だったりしますし、重大な誤解をしていることもありますし、ただこういった「諸悪の根源」みたいなのは現在地からは分からないことが多いかと思われます。ぜひ思い切って最初に戻る勇気を持ってほしいです。怖いというか億劫なのは
百も承知ですが、急がば回れです。
偉そうなことを言いながら、私は一応日本の文系科とカテゴライズされる環境にいるので、日常言語、すなわち普段の生活の中で使うような用語とか概念で学問することさえあります。
しかし、質問者さんのように、日常の界隈から専門ツールを用いて別な「メタバース」にあたる
理系の界隈では、まさに専門用語や専門概念の正しい認識が必要です。こういった概念ものをはっき
りさせることも、全く分からないことにあたる際には念頭に置くべきことかと。。。
例えば私は言語学をやっているのですが、「環境」という専門用語があります。これは熱い寒いの
話ではなくて、特定の言語における音の配列などにかかる条件を指します。このように、
兎にも角にも専門概念の認識を毎度明瞭にすることは忘れないでほしいです。
難しいことをやらはっているとのことなので、ただその奥義みたいなのを知ったり理解したりすると、普通の人よりもうんと解析度の高い「世界」を見ることができると思います。これが勉強
(学ぶ)ということですから。
体調に気を付けて頑張ってください。応援しています。
コメント(1)
har
2/6 20:24
ありがとうございます!とてもためになる回答でした!1から頑張ってみます💪