正誤問題が苦手

サワディー投稿 2018/8/3 01:09

高3 文系 埼玉県

早稲田大学人間科学志望

正誤問題が苦手で、どのように勉強してましたか??

因果関係の掴み方も教えて欲しいです。

回答

たーもー投稿 2018/8/3 19:47

早稲田大学人間科学部

正誤問題は数をこなすことが大事ですが、それに加えてしっかりと消去法を使って解く!という意識を持って取り組むことが大切です。
そしてその消去法を使うための手段の一つとして、因果関係を掴むことは大変有効です。
例えば「徳川家康は天正の石直しと呼ばれる検地を行い、各地から国絵図などを徴収した。」という選択肢があったとしましょう。
まぁこれはあまりに簡単なので消去法も何もありませんが、まずは消去法を使うのであれば天正の石直しは秀吉の行った太閤検地の別名なので誤りですよね。
このように、まずはすべての選択肢が間違いを含んでいるものであると思って読むことが大切です。
次に因果関係ですが、「足利義満は父の死後、外交政策を転換し明との冊封体制を否定した。」という選択肢があったとします。これも、足利義満ではなく義持であると知っていれば一発で消去法を使えるのですが、仮に知らなくても、義満は明へ朝貢する→朝廷からは不満があったものの義満以上の力を持った者がおらずそのまま続く→義満の死後、父と折り合いが悪かった義持が父の政策を転換し、明との冊封体制を否定→これらの政策の影響もあり義持の時代は幕府と朝廷は友好関係、という因果関係を掴めていれば対応できます。
結論としては、基本的には正誤は消去法を使って解く、その際には全て語文であると思って読む意識が大切であり、因果関係を掴むことは消去法を使うための有効な手段である、ということです。因果関係の掴み方としては人物と政策を結びつけて覚え、次にその人物がなぜそのような方針を取ったのかを調べることが有効ですね。
参考になれば幸いです、長々とすみません。応援しています!

DCF42E5DCBFC411799454C1CFD4D9DBE
U45SVnfCTR70W3LM
y1xm_2QBp00JfyF5XzFg