参考書で成り上がった人に聞きたいです
ロット投稿 2020/5/24 08:28
浪人 文系 東京都
慶應義塾大学志望
今の時期、基礎固めと言いますが固まったとはなんですか?例えば、自分の中では1〜2時間でシス単(派生語含む)を一周できるなどだと思ってます。同じものをやり続けると瞬殺みたいな感じになると思います。これを過去問でも第一志望の大学を15〜20年分100%理論付けて答えられるようにする。みたいな感じでやってましたか? 色々ごちゃごちゃ言ってすみません。要するに直前期に最終的にどのような状態であれば十分受かる状態ですか?回答お願いします!
回答
ネギタコ焼き投稿 2020/5/24 12:16
慶應義塾大学文学部
こんにちは!日々の勉強、おつかれさまです。
慶應義塾大学文学部のネギタコ焼きと申します。
・①基礎が固まったとはどのような状態のことか?
②直前期はどのような状態になっているのが理想か?
について、ぼくなりの考えを体験も交えながら書いていきたいと思います。
・まず①に関して。これは志望校によりますが、早慶を目指すなら、早慶レベルの各分野の参考書やテキストを完成させることができた状態だと思います。
・例えば…
単語や熟語→見出し語を見たら、意味を即答できる状態。
文法語法→すべての問題について、理由づけをして答えられ
る状態。
英文解釈→すべての例題で、和訳を導くまでのプロセスを説
明でき、例文は返り読みせず、前から読んで文意
を取れる状態。
長文問題集→各設問をどこを根拠に解くかを説明でき、本文
を返り読みせず、前から読んで文意が取れる状
態。
・ぼくの場合は、単語は鉄壁、熟語は解体英熟語、文法語法は河合塾のテキスト(参考書なら桐原文法語法1000レベル)、英文解釈も河合塾のテキスト(参考書ならポレポレレベル)、長文も河合塾のテキスト(参考書なら最難関レベルの問題集)を上記の状態になるまで、繰り返し取り組んでいました。
・次に②に関して。これは、志望校の過去問を3〜5年分を理由づけて答えられる、そして自分の苦手な形式の問題に最低限対応できる状態です。
・ぼくは、受験する早慶の学部の過去問は、すべて3周して正解までの発想やプロセスを頭にしみ込ませました。第一志望は5年分、第二志望以降は3年分やりました。
・早慶の入試は、正解までの発想やプロセスがとても大切なので、漫然と10年分やるよりも、3〜5年分をしっかりやる方が効果的です。
・あと、必ずしも全ての問題を理由づけて答えられる必要はありません。難問や奇問は、取れなくても受かりますし、本番で役立つ可能性も低いです。なので、取れる問題ととるべき問題をしっかり理由づけて答えられるようにしましょう。
・早稲田や上智は、全科目7割〜8割、慶應も英語と世界史で7〜8割とり、無難な小論文が書ければ受かります。なので、難問や奇問は深追いしなくていいです。捨てることも1つの大事な戦略です。
・自分が苦手な形式に最低限対応できるというのは、傾向が変わったり、自分の苦手な形式や分野の問題が出てしまった場合でも合格点を取れるような状態にしておくことです。
・ぼくの場合は、上智の問題が苦手だったので、直前に3科目2年分やって、有事に備えました。これをやったことで、いざという時も自分なら大丈夫!という自信がつき、落ち着いて本番の試験を受けることができました。
いろいろ書かせていただきましたが、以上になります。
少しでも参考になれば嬉しいです。コロナ禍で不安も多く、大変かと思いますが、自分を強く持って、頑張ってください!