早慶の英語

くろ投稿 2020/12/3 22:56

浪人 文系 長野県

慶應義塾大学経済学部志望

早慶レベルの英語が全く頭に入ってこなくて困っています。MARCHの過去問は8割以上取れる力はあるのですが、早慶の英語を解くとなると
途端に頭に入ってこなくなる→また最初から読み直す→と時間がかなりかかってしまいます。この状況を打破するにはどのような勉強法が得策でしょうか?
今までやった参考書は
単語→速単、パス単準1級
熟語→解体英熟語(進行中)
解釈→基礎解釈100、ポレポレ

回答

#かーきん投稿 2020/12/4 17:34

早稲田大学商学部

語学は何語でも最小単位まで分解し、分析することが重要です。
とりあえず英語であれば、まず単語があって、それを並び替える際のルールである文法(文を作るための法律と考える)があって、文をいくつか集めてパラグラフになったら文と文の関係性について考える英文解釈があって、さらにパラグラフをいっぱい集めて長文ができて文章問題になって・・・。
「単語・文法→文・英文解釈→パラグラフ→文章」といった構造をまず理解することが重要です。
この構成を無視して長文から勉強を始めてもピラミッド構造でできた英語が身につくはずがありません。

そして英語の構造を理解したところで、今度は相手との距離を測ります。
早稲田レベルというと少し大雑把すぎるので、早稲田の中でも普通のレベルである商や教育の問題を目指すこととします。この二つの学部は共通して500語の長くない文量で、かつ設問も癖がなくマーチと同じレベルです。ですが全5問あり、内容一致で問われる情報の緻密さから、正確で、かつ一定のスピードで読めるようなトレーニングが不可欠です。

地盤固めとして基本レベルの単語と文法学習の徹底化を図ってください。
正直な話、単語と文法はどの参考書を使っても大差ありません。(単語集や文法問題集は基本的に有名大学の過去問をコンピュータで解析し、頻度の多いものから並べているのがほとんどなので、コアの部分は一緒です。強いて言えば、脱落する可能性が大いにある鉄壁は、あのボリュームでも基本的な単語しかまとめていないため、コア単語はほぼ網羅しています)
ただ、どの参考書を使うにしても、必ず〝一冊を完璧に〟。一冊を完璧にすることで自信になります。私自身の経験で言えば、鉄壁を50周やっていたので英単語に対する不安はほとんどありませんでした。文法問題集も間違えた問題がなくなるまで徹底的に学習することで本番での不安は特にありませんでした。

ここで文法と単語が終わってしまってはいけません。
次のレベルとして、単語であれば速単の上級編が欠かせません。早慶の標準はこのレベルなのでぜひ完璧にして欲しいです。
また文法であれば、マーチの受けない学部の文法問題を2周以上やっておくことで、マーチ、早慶のバラエティー豊かな新作問題にも柔軟に対応できます。

そして英文解釈問題です。これも人によって対下がりますが、圧倒的な支持率を受けているポレポレは薄いためとてもスムーズに学習ができます。何はともあれ、英文解釈は経験値がモノを言うので、多くのパターンを経験してください。といっても、そこまで重要かと言われると、早慶の長い文量から言えば、そうでもないきもします。

最後は長文問題です。500〜700語の解説がしっかりした参考書を終えた後は、実際に過去問を使用したシュミレーションをしていきます。前回の回答も合わせて見てみるといいと思います。

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