応用編
慶應SFC生はこうした!?問題の理解度や活用度をアピール
小論文では、課題文や与えられた資料の理解度や活用度が重視されます。論述の際に、さりげなくアピールできるとベターです。
そのためには、小論文を書きはじめる前に、設問をよく読んで、「いったい何を求められているのか」を明確に理解することが最も重要です。小論文は教授とのコミュニケーションです。当たり前ですが、実はこの点が小論文の穴となっており、間違っても論点のずれたことを論述したり、知識のひけらかしをしてはいけません。記述が進むにつれ、論点が徐々に逸脱していないか、きちんと意識して書き進めるといいでしょう!
慶應SFC生はこうした!?内容は高校レベル
小論文では、いかに専門的な知識を持っているか、いかに素晴らしいアイディアが書けているか、などという点については、あまり見られません。あくまで高校生を対象とした試験なので、高校生らしい質の内容が書けていれば十分です。
内容の質よりも、課題文と設問をよく理解した上で、自分の主張、その理由、具体例、与えられた資料の引用などをしっかりと書くことが重要です。
文脈でわかってくれるだろう・・・などと思ってはいけません。小論文のポイントとなる部分は、毎回いちいちはっきりと記述するよう心がけましょう。
慶應SFC生はこうした!?「議論の本位」を学ぶ
議論の本位とは、福沢諭吉の「文明論之概略」にある言葉で、比較を用いて議論を進めるテクニックです。議論の本位を学ぶと小論文が格段に書きやすくなるだけでなく、慶應義塾大学はこの考え方を非常に重要視しているので、議論の本位を理解していることは採点上プラスに働くことが多いです。
議論の本位に関しては、牛山恭範著書の『小論文技術習得講義』を是非読んでみてください。
慶應SFC生になるために
慶應を受験する者として、ある程度の予備知識(政治経済等の背景知識)を持っていることはもちろん大切です。しかし、以上に述べたような小論文のコツさえわかっていれば、合格レベルの答案は必ず書くことが出来ます。
慶應SFCに興味がある方は、慶應SFCの特徴まとめ?総合政策学部と環境情報学部の違い?、慶應総合政策学部の雰囲気と特徴まとめも合わせてどうぞ!
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