- 夏休みは単語・文法の基礎固めでいいのか?
- 回答者:早稲田大学社会科学部1年生
【8月15日の相談】
高3の受験生で早稲田の社会科学志望の者です。
現在英語の偏差値が50,政治経済の偏差値が65,国語は現代文ではセンター過去や模試では評論は安定して85%くらい(小説は5割程度ですが波有り)古典は古漢がそれぞれ4割程度です。
夏休みから受験勉強をはじめて英単語ターゲットは完璧にして文法はネクステを2周終えました。漢文は早覚え速答法を軽く1周終えました。古文はモチベーションが上がらず手をつけていません…政治経済は集中講義2周目に突入しているところです。
それで質問の本題なのですが、英語は夏休み中はこのまま単語・文法で基礎固めでいいのでしょうか?他教科についてもどの参考書をどのペースで終えていつから過去問に入ればいいのかわかりません。
ただ、幼なじみ2人が内部進学で早稲田に行くので負けてられません。どなたか助けの手を差し伸べてくださる先輩方!お願いします!
はい、社会科学生がお答えします(・∀・)
自分も夏前の偏差値は英語も国語も50くらいで日本史だけ70ありました。
質問者の質問を見ると現代文は結構いい線行ってると思います。小説はぶっちゃけ気にしなくて構いません。早稲田でも国際教養学部くらいでしか出ないので。ただ問題は古文です。古文を手につけていないというのは正直まずいです。
成績を上げるにはまず自分の今の実力を把握する必要があります。質問者さんは古文漢文が出来ていないと分かっているにも関わらず古文を対策していません。つまりそれは一番伸びしろがある教科を放置しているということなんです。これ程もったいないことはありません。古文が伸びればきっと全体の底上げにつながります。なので絶対にやってください。
勉強方法を一応書いておきます。
まず単語帳を1冊完璧にしてください。
そして文法も同じように完璧にしてください。
この二つはなんとかして夏休み中に終わらせて欲しいです。ですがさすがに今からでは厳しいので9月に入っても構わないので必ず完璧なするようにしてください。
そしてその二つが完璧になったら問題もどんどん解いていってください。そして解いたらなるべく全部現代日本語に直してみて下さい。そこで自分が理解出来ていないところが浮き彫りになると思います。そしたら今度はそこを集中的にやります。
この繰り返しで成績はきっと伸びますが時間がやはりかかるのでなるべく夏休み中に基礎を終わらせて欲しいのです。でも間に合わないということはありません。なので古文はしっかりやるようにしてください。
英語は順調に行ってると思います。ターゲットが完璧なら速読英単語上級編に移ってください。これも完璧になれば怖いものはありません。
夏休みまだ余裕があるようでしたら英語の長文を少しずつ解いてみても構いません。
ただ英語、政治経済はある程度出来ているのでこれからはなるべく古文漢文の学習の時間を確保して欲しいです。
過去問は大体11月くらいからで大丈夫です。とりあえず今は3教科の基礎を固めることに集中してください。それで充分です。
自分はいままでのことを実践して夏明けに偏差値が英語、国語で15ずつ伸びました。逆転というのは正しい努力をして可能になることです。
夏休み残りも突っ走っていって下さい!