- 中間一貫校で大学附属の高2です。授業進度も遅く、進学校の方を見て焦っています。早慶合格者はどのように成績を上げていったのでしょうか。(相談日:2016.08.28)
- 回答者:早稲田大学法学部2年生
中間一貫校で大学附属の高校二年生です。第一志望は早稲田大学の商学部を希望しております。
現在の偏差値は現代文では70を超えることが出来るのですが、(国語だと古文漢文が足を引っ張り届きません)英語の成績がとても悪く恥ずかしながら55程度しか取ることができません。
どうにかお願いした結果、両親から同意は得られ、この秋から河合塾で英語の講座をひとつ受講させてもらえることになりました。
しかし条件として、2月に行われる河合塾の模試で67以上を取ることが出来なければ受験は諦めるという約束をしました。
約半年で英語の偏差値を上げるために自分で考えた事として
〇お小遣いでスタディサプリに入会して、塾の無い日に英語の映像授業(週2回)でとにかく基礎を固める。
(既に開始済み)
〇古文漢文もスタディサプリで(週1)基礎を固める。
〇語彙力を増やすために速単を毎日決めた語数暗記して半年で速単を完璧にする(夏休みに4分の1程度進めました)
昔はずっと英語を習っていたので発音の問題やリスニングは割と取れるのですが、それ以外の文法の問題や長文の問題がさっぱりわかりません。
この勉強法で良いのでしょうか…?
大学附属校の為、学校では授業進度も遅く、周りの進学校の方を見て大変焦っております。
受験を乗り越えた先輩方、どのように成績を上げたのか、どんな参考書を利用したのか、少しでも良いので教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。
はじめまして。
まず最初にお伝えしておきたいのが、この時期の模試の偏差値が50代でも、現役生の成績が上がってくるのは秋以降です。しかも爆発的にです。
よく言われていて、信じられない話かもしれませんが、これは本当にそうなのです。
むしろ僕は最後まで国語の偏差値は60切っていたので、そこの強みはこれからも維持してほしいと思います。
まずスタディサプリで基礎固めをするということですが、週2回となると、正直な話、映像授業のメリットがそこまでいかせてないのかなと思います。特に文法であるならいち早く終わらせてしまった方がいいと思います。長文対策であるならそのくらいのペースでも大丈夫だとは思いますが。
それは古文漢文でも同じことが言えます。文法項目のインプットはなるべく早く終わらせて、問題集を回転する方にシフトして行ったほうがいいと思われます。英文法の問題集は桐原書店の頻出英文法語法1000を使っていました。
単語に関しては、いくらスピードをあげても忘れてしまったということになってしまうので、今おっしゃっている勉強法でいいと思います。
ただ、ここで一番やってはいけないのは不安だからといって、速単の上級編や単語王に手を出すことです。今の単語帳+長文、模試で出会った単語をとにかく極めていれば基本的には大丈夫です。
僕は単語と文法の他に、1日1長文と決めて河合出版から出てる「やっておきたい英語長文」シリーズをやっていました。具体的な使い方としては、問題を解いて丸付けをして構造の不安なところや知らない単語の洗い出しをするという方法を取っていました。
古文漢文に関しては、先ほども言った通り文法をささっと終わらせるのと、古文に関しては単語のインプットも重要となってきます。
古文に関しては単語はマドンナ古文単語をずっと使い続け、文法はステップアップノートという河合出版のやつをささっと終わらせ、問題集を1冊やった後過去問をやっていました。
スタディサプリは映像授業であるので、文法はとにかく早く終わらせてしまった方がいいです。意外となんとかなるものです。
最後に、僕もいわゆる進学校とは言われる高校から現役で早稲田に入りましたが、周りのモチベーションがないなら、文系では学年1位を取るくらいの覚悟で勉強した方がいいと思います。
ぼくは、高2の最後の模試で総合偏差値40のところから、高3の最後の方の模試では1位を取ることもありました。自分を信じて頑張れば必ず道は開けるので頑張ってください!