早慶レベルの現代文で出てくる馴染み難い語彙は予め身につけておくべきでしょうか?(相談日:2016.09.30)

現代文において、私には馴染み難い語彙がちらほらと出てきますが(例えば、現前化、意味論、ノスタルジーなど)、これらの語は、特に選択肢から摘出させる問題において、早慶レベルであれば知識として知っておくべきものなのでしょうか、
もしくは上級高校の方々は教養として既に身についているのでしょうか。

Z会から現代文頻出キーワード読解という参考書が出ていますが、取り組んでおくべきでしょうか。

回答者:慶應義塾大学法学部法律学科1年生

現代文においてそのテーマの語彙知識があることは大きな強みになります。分からなくても読めることもありますが、読むスピードや要約力に大きく関わりますのでぜひ増やしておくことをお勧めします。

私自身はいわゆる御三家と言われるような高校出身ではないので学校でもレベルに差がありましたが、旧帝大や早慶に受かった人々は何かしらそういった本を一読していましたよ。
私ですと、高1、高2の時に『ことばはチカラだ!』という本を読んで、高3では現代文で出てきた語彙を調べたり解説をノートにメモしたりして語彙を増やしていました。

現代文や小論文では出題されるテーマがある程度決まってきますから、出てきたものをつぶしていくことは手っ取り早くかつ効率的に対策できます。小論文で自分が文章を書くときのキーワードにもなりますからぜひやっておくことをお勧めします!

お役に立てば幸いです。頑張ってくださいね!