文系数学 参考書
にこ投稿 2022/7/10 16:05
undefined 文系 埼玉県
お茶の水女子大学文教育学部志望
私はお茶の水女子大学志望の高校3年生です。
数学は共通テストのみ使う予定です。
数学の参考書で今青チャートを使っているのですが、共テ対策にはこれだけで充分でしょうか。他にもやった方がいい参考書があったら教えていただきたいです。
また、文系なので数学にそこまで力は入れなくていいと思うのですが、どれくらいの熱量(割合)で勉強すればいいのでしょうか。
回答よろしくお願いします。
回答
ひろ投稿 2022/7/10 19:19
慶應義塾大学法学部
1.数学の参考書
にこさんは青チャートを使われているのですね。僕も使っていました!数学の勉強法は主に二つのステップに分かれると思って下さい。
①解法のインプット
これは、典型的な問題の解法を覚えていく段階です。例えば、二次関数の最大最小値の問題を見て、「軸と定義域の関係で場合分けだな〜」といった具合に、すぐに解法の方針を立てられるようになることです。
ここで、どこまで解法をインプットするかが問題となりますが、共通テストであれば青チャートのみで十分です。何度も反復し、間違えた問題をチェックし、問題を見たらすぐに、方針が浮かぶようにしましょう。
具体的には、ⅰ)1度目は実際手を動かして解き、正解した問題をチェックしましょう。ⅱ)2度目は細かい計算はせず、解答の方針を書き出し、解法があっていたらチェックしましょう。ⅲ)3度目は頭の中だけで、解法を思い浮かべ、あっていたらその問題はインプット完了です。
この三段階をすべての問題でできるようになれば、青チャートは完成したと言っていよいです。
補足的に、余裕があれば青チャート終了後、一対一対応をやっても良いと思います。さらに難しい問題のインプットに最適です。共通テストは、基本的に大問ごと一つの大きな問題となっています。一対一対応をインプットすれば、その大きな問題が何を最終的に問おうとしているのか、より理解できるようになり、逆算的に解けるようになります。ただ、青チャートのみでも十分であり、あくまで、他の教科含めて、何もやることがなければという程度です。
また、青チャートは網羅的に解法をインプットするものなので、本質的な理解には向いていません。「数列がそもそも分からない」などの状態の場合、まずは理解するために、「面白いほどわかるシリーズ」などを使って下さい。
②アウトプット
インプットは解法を覚え、いわば手元にカードを揃えるステップでした。次にアウトプットで、問題に向き合い、どのカードを、どのように、どういう組み合わせで出すかを練習します。
問題演習はすぐに、共通テスト実践問題集で良いです。駿台などの各予備校が出している、共通テスト問題集を解きましょう。その際、時間と点数をきちんと記録して下さい。最初は時間内には終わらないと思いますが、共通テストには傾向があります。解いていくうちに、その傾向が見えてくるので、効率化していきます。また、センター試験の過去問も良いと思います。
2.数学に割く割合
数学は一朝一夕では決して身につきません。最低でも、毎日時間を割いたほうが良いです。ただ、その1日あたりの時間はは、にこさんの受験戦略次第と言えると思います。例えば、共通テストで7~8割取れれば良いのであれば数学の優先度は低くなります。お茶の水女子大学文教育学部志望の場合、優先度としては、英語>>古典>数学=社会>現代文>理科基礎といった具合でしょうか。
8~9割を目指すのであれば、優先度は英語の次くらいになると思います。