こんにちは。
慶應義塾大学商学部の4年生です。

今回は、高校生ではなかなか触れる機会のない大学の学問についてお話したいと思います。

まずは、慶應義塾大学商学部の必修授業、そして商学部を代表するといっても過言ではない「商業学」についてです。

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商業学と経済学の違い

そもそも、商業学は経済学と勘違いされることがありますが、この二つは大きく違います。

経済学部と商学部の違い 4つのポイント」でも少し触れましたが、経済学はあくまで経済の事象を研究する学問であり、この場合消費者はどういう行動をするのか?金利が上がると経済はどう変化するのか?など、経済の動きを大局的に研究します。

対して、商業学はビジネスの方法や戦略、経営の仕方などを研究し、あくまで儲ける側の視点から学問が展開されます。なので、最適な組織体制はどんなものか?企業の帳簿をどうつけるか?(簿記)お金を儲ける上で知っておくべき法律にはどんなものがあるか?などといったことが扱われます。

商業学とは何か?

先述の通り、商業学ではビジネスを実際に行う視点から商業を研究します。

辞書では、以下のように定義されています。

商業に関する学問。商品流通・商業経営、および経済活動全体にかかわる運送・倉庫・金融・保険・証券などについて研究する。

(引用:https://kotobank.jp/word/%E5%95%86%E6%A5%AD%E5%AD%A6-531122)

商売に関わることなら何でも包括的に研究しているわけです。