学部間の違いが分からないため志望学部が決められない

高校三年の者です。

志望学部を決めつつあるのですが、政治経済と商と社会科学部、文化構想学部などの学部で学べることの違いは何でしょうか。
学校の先生には社会科学部と文化構想学部は同じように広い分野を勉強できると聞き、現在受験校に考えています。

僕は一つの分野よりも複数の分野を学びたいと思っています。
一つの分野に特化するなら経済学に興味があります。

そのような学部ではどの学部が良いでしょうか?

回答者:慶應義塾大学商学部4年生

良い悩みですね!

各学部には、必修科目、選択科目、自由科目の3種類があります。

必修科目は、その学部生だったら必ず取らなければならない科目で、例えば経済学部だったら、マクロ経済やミクロ経済、線形代数などですね。

必修科目は、その学部に入ったら必ず履修しなければなりませんから、それらに興味がないとアトアトツライ思いをします。

経営に興味がないのに商学部に入って経営学を必ず学ばないといけない、というのはミスマッチングです。

ですから、学部を選ぶときは、必ずその学部の必修科目を調べて、自分に興味があるかどうかをよく考えてください。

必修科目はググれば出てきます^^

次に選択科目は、例えば経済学部だったら、経済に関連するこの10個の科目の中から、最低2個は履修してくださいね?、というものです。

つまり、学部に関連する分野の科目から、いくつかを選択して履修するということです。

最後に自由科目は、ほぼすべての学部に共通する科目を自由に選択して履修する科目です。

例えば、心理学や人類学などがあります。

ですから、例えば経済学部に行ったとしても、経済だけを学ぶことにはなりません。

私は商学部ですが、心理学も人類学も経済数学も法律も学びました。

質問者さんの場合、社会科学部と文化構想学部の必修科目や選択科目に興味を持てない可能性があるならば、経済学部に通いながら、自由科目を使って広く学ばれると良いのではないでしょうか。

ぜひ、いろいろ質問してもらって、強い志望動機を作ってください。応援しています。