早慶に合格するための世界史勉強法

高3です。この春から理系の生物からから文系の世界史に文転しました。正直世界史全然ついていけてなくて、不安です。

この4月から始めても早慶に受かるくらいにはなるのは可能でしょうか。
またそういう覚えれる勉強法やエピソードを聞かせてもらいたいです!!お願いします!
また何時間くらい勉強したらいいでしょうか。

回答者:早稲田大学政治経済学部

私の知り合いで11月に文転して千葉大と早稲田の国際教養に現役で合格した人がいますよ。その人は英語がすごく得意だったのでなんとかなったと言っていました。英語、国語が安定すればだいぶ望みがあると思います。

私も高2の間はほぼ勉強していなかったので、4月からやったようなものです。なので、世界史の勉強法についてお答えしますね。
私は河合塾の4月から12月で古代から現代まで全て学習する講座を取っていたので、そのテキストを使い倒しました(テキストがすごく良いので、もし塾通いも検討されている場合はおすすめします)。自分で学習する場合も、何か1冊のテキストを使い込んでください。余白に語呂合わせやちょっとしたまとめを書いて、使い込んだ感が出てくると達成感がありますし、本番に持って行く心強いお供になります。内容が足りないかもしれないと不安になって色々な教材に手を出すと、中途半端に使ったものばかりが残って焦ってしまいます。資料集を1冊と山川の用語集を一緒に読めば、内容が足りないなんてことには絶対になりません。

テキストの使い方ですが、私は通史の勉強をしつつ手の平サイズのメモ帳に出来事やその年号、人物名などを書き込んで、その後でメモ帳だけを見て全部説明出来るようにしていました。その後、メモ帳無しでも説明出来るようにしました。そしてその後で基礎的な問題集を解いてアウトプットをしていました。そしてその後は合間を見て一問一答を進めていました。このやり方だと流れを掴みやすいので、最悪年号を忘れてしまってもなんとかなりました。問題集を解くのはメモ帳無しで説明出来るようになる前でも良かったかなと思っています。

メモ帳を使うとサイズが小さいので、使わない教科の授業中にこっそりやったり、電車内でやったり、駅と自宅の間を歩きながらやったり出来ました。声に出さなくても効果的なので、どこでも出来ます。通史をやる段階で複合的な応用問題を解くと混乱してしまうので、それだけは避けてください。1周通史を通せたら解いて良いです。
通史は夏休みに入るまでに1周、夏休みでもう1周とテーマ史が出来ると理想的だと思います。

また、世界史に割く時間ですが、英語や国語が得意かどうかによります。その2つは解くノウハウを身につけてしまえばある程度安定します。ただ、身につけるまでが長いので、まだ苦手だったら夏休み前に仕上げた方が良いです。世界史はやればやるほど力がつきます。でも、極めることは不可能です。早慶はマニアックな問題を一定数出してくるので、満点を取るのも不可能です。なので、ある程度に仕上げることを目標にしてやってください。
勉強時間はあまり気にせず、それよりも1日どれくらいの量をやるのか、いつまでにどの程度やるのかという計画から逆算して決めてやってください。決めたら決めた分だけをきっちりやって、着実に進めましょう。