日本史の勉強の仕方

アボカド投稿 2018/1/23 20:14

高3 文系 東京都

早稲田大学志望

10月くらいから日本史の勉強をしていたはずなのですが、全く頭に入ってないことに気づいたので、もう一度、はじめから旧石器時代からやり直そうと思っているのですが、一つの時代にどのくらい時間をかけていましたか?「一つの時代」というのは、「旧石器時代」とか「江戸時代」のということです。わかりにくい質問ですいません!

回答

ryo02投稿 2018/1/27 17:46

慶應義塾大学商学部

時代によって長さも密度も違うので、あまり時代ごとにどれぐらいの時間をかけていたかは意識していなかったですね。

興味のない時代の暗記は時間がかかったり、時間をかけても覚えられなかったりするものです。

日本史の勉強をしていたはずなのに、全く頭に入っていなかったということで、日本史を少しお伝えします。

人それぞれ色々な暗記方法があると思いますが、私は歴史の暗記をするときは頭の中で映画を流していました。

旧石器時代であれば例えばこんな文章があったとします。

”磨製石器の種類としては、石斧(打製と磨製の両方があった)・石鏃(弓矢のやじり)・石匙(スプーン)・石棒・石剣・石錘(漁に使うおもり)・石皿などがありました。 ”

すると、石匙でシチューを飲んでいるシーンなんかが頭の中で再生されます。で、突っ込むんですね。きたなくねーかそれ!?と笑

まず、人間は文章や文字で暗記をすることは非常に難しい脳の作りになっています。人は映像や画像で覚えます。

好きな小説を思い浮かべてみてください。その小説の好きなシーンを思い浮かべてみてください。

文章で出てきましたか?それとも映像で出てきましたか?

ほとんどの人は映像で出てくると思います。誰々が〇〇をしたシーン、みたいな感じですね。

なので、日本史を覚えるときも文字をつらつらと眺めるのではなく、必ず脳内で映像にして再生してください。
そうやってストーリーをまず抑えた後で、石匙、石鏃といった単語を覚えていけば良いです。

最初から単語を覚えようとすると、全体のストーリーがわからなくなって、短期記憶どまりになります。すぐ忘れます。

次に、僕さっき突っ込んでましたね。きたなくねーか、と。

これも重要です。

人間は文章より映像で覚えますが、映像だからと言って全てを覚えられているわけではありません。

好きな映画を想像してください。2時間の映画を全て脳内で再生できますか?

無理ですね。

好きな映画の中でも、おそらく覚えているのは1時間がいいところでしょう。

その覚えている1時間とは、自分が感動したり、笑ったり、怒ったり、不思議に思ったり、何かを感じたシーンのはずです。

つまり、映像を再生して、感情と結びつける作業をするのです。

僕は最近見た映画の中では、聲の形が大好きなのですが、やっぱり映画全部は頭で流せません。よく覚えているのはヒロインが小学校で紙芝居を使って自己紹介するシーンです。耳が聞こえないのに笑顔で自信を持って自己紹介をしている姿を見て、ぐっと来てしまいました。どうでもいいですねすみません。

さっきの旧石器時代の例でいうと、昔の人が石でできたスプーンでシチュー飲んでて(その時代シチューないとか言わないでください)、石なのでめっちゃ汚いなとか、全然すくえてないぞ、とか考えてちょっと笑うんですよね。

そうすると頭に残ります。

ということで、長くなりましたが、映像で再生して感情と結びつける、という暗記方法を試してみて下さい。

暗記も結構楽しくなりますよ。

頑張って!!

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