英語の長文
かんー投稿 2021/4/20 22:52
undefined 文系 大阪府
慶應義塾大学法学部志望
英語の長文を読むときに全部が全部訳せなくても良いですよね?パラグラフ毎に言ってる事要約すれば大体答えは合ってるんですけど、大丈夫ですよね?
回答
MUJI投稿 2021/4/21 19:15
早稲田大学教育学部
質問者さん こんにちは
英文をどこまで読めればいいのか、
一言で答えるなら
◎全部読めた方がいいに決まってるが、本筋が掴めてたらいい。
です。
以下で、詳しく述べていこうと思います。
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目次
①英語長文を解くときは、本筋を掴む
②””全部分かる””まで復習しよう
③まとめ
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①英語長文を解くときは、本筋を掴む
英語長文を解く時は、本筋となるメインアイデアを掴むことが大切です。
【理由3つ!】
1. 時間制限がある
▶︎学校学部によるが、20分弱で大体読むので考えている暇がそもそもない。
2. 多くの英文を解かなければならない
▶︎例えば、90分で英語長文5題なら、1題18分。
一つの英文に執着せず次の文を読む方がいい。
3. メインアイデアが分かれば問題が解ける
▶︎英文の構造は、メインアイデアとそれをサポートする文で構成されています。
メインアイデアが分かれば、サポートする文を想像できます。
同じように、メインアイデアが分からない場合は
サポート文が理解できれば
メインアイデアが何を言っているか分からなくても解けます。
4. 分からない文が、独特な慣用句や古典の言い回しなど
▶︎これは、あるあるですが、よくあります。
「川上から桃が流れてきても、その桃を拾わなかったようなものだ」
と書かれていた場合、日本人なら「桃太郎」のことを証言として利用しているんだなと分かりますよね。
では、英語で、フランスの童話を引用していたら?
分からない受験生が多いと思います。
しかし、こんなもの分からなくたっていいのです。
それが重要なものではなく、カッコつけた文章を書いている場合なので「あー、はいはい」と飛ばしてください。
【ポイント】
大学入試の英語読解では、
「速く・多く・正確に」読めなければなりません。
英語の問題を””解く””段階では、
質問者さんの言うように細かな一文を理解する必要はありません。
②””全部分かる””まで復習しよう
一方、復習では「全部分かるまで復習」することをオススメします。
理由は以下の通りです。
【理由3つ】
1. 分からなかったところ=「苦手」の発見
▶︎何が分からなかった?
・単語
・熟語
・文法
・代名詞
・筆者の意見
2. 苦手を減らす
▶︎分からないところをなくす
・単語/熟語/文法の暗記
・同じパターンがないかチェック
3. 英文をモノにする
▶︎英文の理解=読解力向上
・問1の根拠は何か説明できるか?
・似た問題に対応できる
私の場合、間違えた問題は到着の穴埋め。
毎回間違えるたびに復習し直しました。
また、赤本を分析すると、倒置の穴埋め問題が頻出していることが分かり急いで復習しました。
【ポイント】
読めない=苦手!
苦手発見のため徹底復習!
③まとめ
本番は、速く・多く読む!
復習は、徹底的に理解する!
私の場合、分からないとウジウジして時間を食ったけど、質問者さんは割り切ることができていてとてもいいと思う。
多くの受験生が、分からないところで止まっちゃうけど、
テスト中は先に進まないと「一題まるまる解けなかった」なんてことがザラにある。
このまま練習すればより点数が上がるだろうな、と思うよ!
頑張ってね。応援しています(^^)
MUJI