河合塾浪人テキストの極め方

トニー投稿 2022/5/28 23:32

高2 理系 千葉県

秋田大学医学部志望

浪人で河合塾に通っているのですが数学のテキストの問題がなかなか極まりません。いつも決まって同じ問題の同じようなところで躓いてしまいます。復習しなきゃいけない問題も毎週増えていくのでなかなかうまく前のところの復習が出来なくて間があいてしまうのでうまく復習できるようにするにはどうしたらいいですか?

回答

tona投稿 2022/5/29 09:22

慶應義塾大学法学部

 こんにちは、tonaです。私は以前河合塾で働いていた時があり、同じような質問を生徒さんから何件か受けたので、そこでお答えしていたことを書きます。「テキストさえ完璧にすれば」ってよく先生方はおっしゃいますよね。河合塾のテキストはそれくらいしっかりしているので、事実なんですけどやり方が難しいですよね。

 さて、数学の復習に話を戻します。そもそも数学の解法は必要な項目が何個かあって、それらを順に解決して答えを導きますよね。その項目を1つずつクリアしていくと、それで部分点が追加されていく、という感じです。なので、その問題に対して必要なこと(公式や発想)を短く数点にまとめた付箋を問題の横に貼り付けておくと良いと思います。最初は折り曲げて隠しておいて、解けないようならそのヒントを見る、といったやり方をします。それでもダメならその部分については付箋のヒントにマークをつけるなどしておきます。こうしておくと、時間がなくてもその付箋を見るだけである程度の問題の流れを思い出すことができます。また、時間を空けてしっかりした復習をするだけでなく、移動時間や休み時間の短い時間でもチラチラ見て何度も復習できますし、期間を空けた後でもそれを見て簡単に思い出せると思います。短くまとめるのが難しい問題もありますが、それも含めて書いておくと、やりこんでいく中でそういったことを含めて思い出せるようになってきます。
 今回のトニーさんの場合、ある程度の解法や解答の方向性は分かっているように感じるので、このやり方は結構効果的だと思います。流れ全体を短くまとめるの時間がなければ、いつも分からなくなる理由を1つか2つだけでも付箋に書いて、折り曲げて隠した状態で問題の下などに貼り付けておくと良いと思います。
 
 あとは、これを言ってしまったら元も子もないようですが、やり直しを何回もやっていたら嫌でも覚えます。結局何度もやることに尽きると思います。毎回「なんで同じことを忘れるんだ!」と思いながらやっていれば5回目くらいから、何となく解法の全貌と自分が常にミスするところを自然と思い出せるようになります。上に書いた付箋のヒントを作る方法は効率を上げる手段ではありますが、結局何回もやっていれば出来るようになります。最初は辛いですが、やり方としては今のままでも間違いではないので、一応私のおすすめしていたやり方を参考にしつつ、本当にできない問題とは向き合い続けてください。それが後で生きてきます。

 ここまで読んでいただきありがとうございます。この回答がトニーさんの今後の勉強の一助となれば幸いです。他に聞きたいことなどありましたらコメントにお書きください。頑張ってください!

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