慶應義塾大学の交換留学制度

交換留学では、慶應義塾大学が提携している海外大学に留学します。「慶應大からの正式な交換留学生」として派遣されます。

当然、海外大からの選考に加え、慶応大サイドからの選考も行われます。ですからその分だけ、枠を獲得するため熾烈な争いが繰り広げられます。

それでは、交換留学についてメリットとデメリットを見てみましょう!

【交換留学のメリット】
・単位が交換できる
留学先の大学で履修した授業の単位を、慶應大卒業のための単位に交換することが出来ます。だから、例え1年間留学をしたとしても、学年を落とさず進級をすることが出来ます。3年生の時に留学に行って、4年生として帰ってこれるということです。4年間できちんと卒業したいと考えられている方には、オススメの方法ですね!

・留学費用が安い
交換留学を利用した場合、慶應の正式なプログラムになるので留学先大学の学費を払う必要はありません。なんと、慶應義塾大学の通常の学費を払うだけで、留学ができてしまうのです。金額は、1年間で約100万円です。

【交換留学のデメリット】
・倍率が高い
それぞれの海外大学では受け入れてくれる留学生の定員が決まっているため、まず慶應義塾大学による選考が行われます。倍率は大学によって大幅に異なりますが、マギル大学などレベルの高い人気校は、10倍を上回ることもあります。必ずしも希望の大学へ留学できるわけではないということです。

・留学先や留学プログラムが限られる
留学先は慶應の提携校から選ぶことになるので、選択肢が限られてきます。慶應は世界中の、350校を超える大学と提携していますが、特定の学部しか受け入れを行っていないこともあるため、自分の希望する大学やプログラムがない場合があります。私の場合、海外で仕事(インターンシップ)の経験がしたかったのですが、そのようなプログラムは交換留学にはなかったので、私費留学を選びました。留学先大学の一覧は、こちらからどうぞ。