?暗記と実践の両立

暗記を保つ方法は忘却曲線の原理に則って効率を最大化しましょう。基本的に今日やったことは明日には忘れています。もう一度明日同じ範囲をやって、次はもう一日、二日空けてみてやってを繰り返してみましょう。徐々に間隔を広げていけば定着していきます。また通史の覚え方に関しては、世界史は日本史に比べて聴覚で覚える人が多いと思います。書いて覚えるよりも音読などを積極的に活用する方が効果があるのではないでしょうか。ただし用語などでどうしても覚えられないものは紙にまとめて書きながら声に出しながら集中的に一週間くらい毎日やるとさすがに頭に入ってきます。笑

そして忘れてはならないのは、問題集を沢山解くことです。何故なら暗記して流れも分かっていたとしても、さまざまな出題方法に慣れていないと実際の試験で答えられないからです。

?軸になる資料を持つ

色々な問題集に取り組んでいるが故に「軸になる資料がない」という方が多いですが、歴史を勉強する際には【自分だけの歴史辞典】を持つことが大切です。軸になる資料(ノート、ナビゲーター、塾のテキストなど、何でも良いから一つ)を決めて、足りない情報はどんどんその資料に書き込んでいき、その資料が自分だけの歴史辞典という状態になると強いです。

?論述に備える

まず「論述対策は全体をしっかり覚えてから始めよう」と考えている人がよくいるのですが、これでは間に合わなくなることが多いです。
論述の書き方も慣れが必要なので、何回も数を重ねてください。最初はノートや教科書などを見ながら書いて大丈夫です。論述対策はまず、流れを覚えることではなく、論述の書き方に慣れることなので。歴史の流れがだいぶ頭に入って、論述のやり方にも慣れたら、何も見ないで書く練習をしてください。そして論述の練習はやはり、人に見てもらうのが一番だと思います。予備校に通っている方は、教科の先生に見てもらったりできると良いですね。

また、練習時には「書く派」の方と「読む派」の方がいらっしゃると思いますが、これは人それぞれです。私は書く派だったので、大量のペンを消費しました。(ちなみに、声に出せるときは書くよりも声に出して読んでました。笑)一方で、書く時間がもったいないからということで、見て覚えている友達もいましたが、その人はその人で世界史がよくできていました。どちらが良いか試してみて、自分なりの方法を確立させてください。

おわりに

上記5つの必勝法を行えば、確実に点数は伸びるはずです。ただ、部活や家の手伝いなど、様々な事情で「時間がない」という方もいらっしゃると思います。そんな方は是非、時間を「濃く」過ごすことを意識してください。具体的な手法に関しては勉強のやる気と効率を上げる方法?デッドライン効果?に詳しく記載されていますので、よろしければご覧ください^^