早稲田教育学部志望です。野球部を7月に引退してからのスタートで遅れていることは自覚していますが諦めたくないです。今後の対策を教えてください。(相談日:2016.11.08)

教育学部の過去問を解いて、英語5割、国語5割弱、日本史も5割弱だったのですがこの時期にこの点数というのは実際どうなんですか?教えてください。
野球部を7月に引退してからのスタートだったので他よりも多少遅れたというのは自覚しています。
でもまだ諦めたくないです。まだやれることがある気がします。
なので、できれば今後の対策なども教えていただけるとありがたいです。

回答者:早稲田大学スポーツ科学部1年生

こんにちは。
私も6月のインターハイ敗退を機に引退し、0からのスタートをしました。
正直に申し上げますと、他人との差は大きく開いています。
周りの人間がAOや指定校に走る中、一般受験をするという決意をした貴方の決断はとても覚悟のいることです。
ましてや失敗の可能性を認めつつ現在も頑張っている姿に1年前の自分を思い出します。
文章から察しますと、貴方は受験生として最も大事な心得である”危機感”を常に持っておられるかと思います。他の受験生との遅れを考えると当然だと貴方は言うかもしれませんが、この時期に模試で良い判定を出して余裕をぶちかましている人は案外多いものです。あくまでも2月に合格点に達している者が校歌を歌える特権を許されます。11月ではない事を頭に入れてください。
また、早稲田の門は最後まで諦めなかった者のみに開かれます。
早稲田への強い気持ちを持ち続けることを約束してください。
その上で具体的な対策に入りますが、早稲田では全ての教科の平均が全体の平均を上回らなければなりません。1つでも平均を下回るとアウトです。
ゆえに一般的にはバランスの良い勉強が求められます。
冷静に自分の立場を考えてください。貴方には時間がありません。となると、効率よく点数を上げることが必要とされます。11月からの2ヶ月間で1番伸びる可能性がある教科は何でしょうか?
やはり歴史は裏切らないのだと私は思います。精神的にも成長を感じられやすい歴史に重心を置くのが良いのではないかと考えます。
具体的な対策としましては、私はとにかく一問一答を隅の隅まで覚えました。
今貴方には時間がありません。
歴史は結局は知識量だと私は考えます。
国語をやる!など点になりにくいことはしないで、ここはリスクを犯すべきです。
私も12月のセンター模試で50点を取りました。
が、2週間後の本番まで歴史のみやりました。その結果85点でした。
振り返るとその頑張りが直接入学に繋がっています。
時間がありません。全てを望むのは不可能です。ポイントを絞って効率よく点数を稼ぎましょう。
また、英単語は全て覚えましたか?
英熟語は覚えましたか?
古典単語は?
11月のこの時期でも完璧になっていない人は多いです。この基本を基本として完璧に扱えるか、これが大きな差になります。
英単語、英熟語を真剣に、狂ったようにやりましょう!絶対に上がります。
この時期は成長が見えにくく、周りの人がAOや指定校で合格を得ていく時です。受験生にとっては1番辛い時期でしょう。
ここが踏ん張りどころです。
貴方には他の人にはない勢いと強い意志があります。残り2ヶ月です、センター試験対策をしても早稲田には入れません!
私立の試験1本で行く!位の度胸とリスクを覚悟した上で残り2ヶ月自分と闘いましょう。