英文を前から訳す方法

チョコ投稿 2024/3/11 22:43

高2 文系 千葉県

早稲田大学社会科学部志望

今英文解釈2周目で書かずに頭の中で構文と訳を取るようにしているのですが、構文をとったあとに後ろからみて訳すことしかできず、前からの訳し方が分かりません。
どうすれば前から訳せるようになりますか?
前から訳そうととすると1単語ごとになってしまったり、構文とって文を見ないでゆっくり考えるとまとまりで訳せるけど頭の中では後ろから訳してしまいます。
どのように頭の中で考えているのかを教えていただきたいです。お願いします。

回答

きさらぎ投稿 2024/3/12 03:01

慶應義塾大学文学部

 まず、その前から英文を解釈するという行為において、構文の体系的な理解は必須です。自分の頭のなかの引き出しに、it(仮主語構文)とか強調構文とか、関係代名詞とかを知って格納しておいてください。ですから、知らない(あるいは知っていたとしても実際英文ででてきてもそれと見抜けない)場合は前から読むことは難しいです。なので、英文解釈を二周頭の中でさらっているのはとても有効だと思います。いきなり文をみて、パッと構文を判断する訓練をどこかで継続していてほしいです。
 そこで、具体的な「前から読む」方法ですが、訳すのが単語単位になってもよいのです。例えば、
「私は」「今日」「した」「何を?」「テニスを」「どこで?」「河川敷で」みたいな感じで
自問自答する感じでしょうか。ただし、この「いつ、どこで、誰と、何を?」みたいな自問の部分を
最終的には省くつもりでいてください。いつまでも自問自答しているとなかなか前に進むものも
進みませんから。
 あるいは、速読ができるよになるのは精読が前提としてできるようになっておかなければならない
ように、速い英文構造解釈には遅くて正確な英文解釈ができていることが必要になります。これを
忘れないでください。
 少し抽象的な言い回しになってしまったかもしれませんが、本質をついたつもりなので、この
態度を参考にしてください。前から読む訓練は、リスニングでも役に立ちます!がんばってください!

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