こんにちは!
慶應義塾大学経済学部の4年生です。

高校生のみなさんにとって、「就職」や「社会人生活」は、情報がなかなか入ってこない分野だと思います。今回は、そのあたりを「早稲田・慶應に行く価値」と絡めて、在学生視点でお話させていただきます。

「普通の生活」と現実のズレ

いわゆる一般的な生活って、入社5年目、月収30万円、首都圏在住、定時退社、土日休みのようなイメージだと思います。(もちろん個人差はありますが)

しかし残念ながら、これらの条件を達成できる環境は実は絶望的に少ないです。

教師になった友人は朝6時半から9時まで働いて、土日は部活で半分以上がつぶれているし、一部上場企業の営業職になった友人は休みが不定期で帰りはいつも9時頃です。さらに、大手ベンチャーで働き始めている友達や、官僚になった友人は毎日終電帰りだと聞いています。

彼らの給与がだいたい20~28万円くらい。時給にしたら1000円もいかないかもしれません。

さらに年長、30代〜の知り合いに話を聞くと、仕事上で成功している人や給与水準の高い一部上場企業でつとめ続けている人でようやく600万円〜1000万円という現状です。

それ以外の企業では、年収は400万円程度、残業は10時くらいまでが当たり前、といった有様で、「ああ日本ってブラックなんだな。。」と痛感しています。仲のいい30代の社会人でも、エリートコースから外れた人たちは異常に残業しているか給与が20万円台など、なかなか良い職はないようです。

早慶に行ってやっと、自分が満足できる「それなりの生活」を得られるんだ、と思ってもらっても過言ではないと思います。慶應の就職事情は「慶應って本当に就職強いの?」を読んでください。

逆に、「早慶に入れば生活は安泰」と思っている方も多いかと思いますが、現実は上記の通りです。エリートコースに乗るためには、早慶に入った後も努力をしなければなりません。では、どんな努力をしたらいいのか?こちらは是非「キャンパスセッション」にて実際に成功した人に聞いてみてください!

高校生のうちから就職を考えておきたいという方は、「高校生が知っておくべき就職の知識まとめ―慶應在学生の視点から―」も読んでみるといいと思います。
勉強、がんばってください。