no+比較級について

とても困ってます!
比較級の範囲でno+比較級を勉強していまして、基礎100と呼ばれる参考書にはno+比較級→最上級と書かれています。(p158、79題目)
例)There is no better policy than honesty.(正直より良い策はない→正直は最善の策)
しかし、スタディサプリ関先生の英文法ハイレベル(後編、p58)で
例)He is no more intelligent than a monkey.(彼は猿と同様に頭が悪い→彼は猿並みに頭が悪い。)
と書かれており、頭がゴチャゴチャになってしまいました。
同じno+比較級でも前文はThere is 構文だから最上級で訳すことができ、後文がクジラ構文だから最上級で訳さないということでしょうか?
わかる方助けて下さい!!

回答者:早稲田大学創造理工学部

前者のno+比較級は最上級ということは完全に忘れましょう。意味がないです。

私は関先生の講義を受けており、その講義ないでは2つの矢印に注目しろ!とのことでした。
(以下の説明は数年前にきいた私の記憶に残っている部分なので多少間違いがあるかもしれません。ご了承ください。)

まず、1つ目の矢印はno→比較級の部分です。比較級の否定をしているので、この部分をその逆の意味で訳します。

例えばno moreであればmore(多い)の反対の意味なので少ないと訳します。

2つ目の矢印はno→c(補語)の部分です。
この部分の否定になります。
no→intelligent知識がないという感じです。
例文を訳すと
He is no more intelligent than a monky.
「彼は知識がない、猿と差がないぐらいの」→「彼は猿と同じぐらいばかだ」
There is no better policy than honesty.
「真実より、策はよくない」→「真実は最善の策である」
2つ目の例文は格言のような感じなのでしょうか?
少しわかりにくいですがこんな感じです!