日本史、世界史選択について。

R投稿 2022/9/28 08:37

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東京外国語大学言語文化学部志望

私は公立高校に通う高1です。
私は言語学、国際関係学、法学に興味があるため文系に進みたいと考えているのですが、10月下旬にある文理選択(仮)で日本史研究と世界史研究、どちらを取るか迷っています。(将来就きたい職業は具体的にはないため、大学で学びたい学部から考えています。)世界史のほうが新鮮で楽しいかなと思ったのですが、日本史の方が古典作品と結びつけやすかったりするのではないかと悩んでいます。(単純に日本の美術や文学が好きなのもありますが。)
どのようにして決めたら良いか、教えていただきたいです。

回答

BFLY投稿 2022/9/28 14:39

慶應義塾大学文学部

日本のことに馴染みがあるのなら、日本史を選択した方が勉強しやすいと思います。

私自身は日本史に全く馴染みがなく、大河ドラマなども一切観たことがなかったため、0からやるのであれば世界史にしよう、と思って世界史を選択しました。日本よりもヨーロッパに馴染みがあったこともあって。

その選択に後悔はありませんが、やはり一般的には日本史の方がやりやすいだろうなと今は思います。

日本史を勉強することは、自分たちのルーツについて探ることにもなりますし、一国の歴史を辿ればなんとなくの世界の流れもわかると思います。何より、外国人と将来話す機会があった時、その国のことは教えてもらえますが自分の国のことは自分が喋らなくてはなりません。

自国の歴史や文化、伝統などを知っていることは、外国人と話すときに重要になってきます。

ただ、世界史を選択することにもメリットはあります。
特に言語について学ぶ時は、それぞれの言語の影響について考えることになると思います。そうすると世界史はその鍵になってきます。戦争、侵略、植民地としての占領、民族の移動など。
また法学についても、外国の法がどのような経緯で成り立ったのかを知っていると学びやすいと思います。日本の法は結局、外国のものを真似して作られたものだからです。イギリスなどは法の成立に独特の過程を持っています。

どちらを選択したとしても、大学に入ってからもう片方の歴史を独学で学ぶことも可能ですので、そんなに心配する必要はないかと思いますが、個人的には受験に使うという意味では日本史の方がやりやすいかなという印象です。

俯瞰して見るのが得意、大きな流れを掴むのが得意という場合は世界史でもいいと思います。

言語学、国際関係学、法学に関しては世界史の方が役立つかもしれません。

どっちつかずの回答になってしまい申し訳ありませんが、ここに述べたそれぞれの特色を鑑みた上で、ご自身でどちらのメリットを取るか秤にかけていただければと思います。

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