後悔しない文理選択のしかたを教えてください。

みず投稿 2022/9/19 22:53

undefined 文系 茨城県

国士舘大学文学部志望

高一でもうそろそろ文理選択について考えなくてはいけません。(プロフィールにある文理や大学は適当です)
自分は文系の人間だと思っていたのですが、学校で行われたアンケートみたいなやつではやや理系という結果が出ました。
まだ受験したい大学や将来の夢もありません。どちらの分野にも興味があります。ですが、理系の科目は苦手です、、。
今すぐどちらか決めろと言われてもすぐには決められません。もうすぐで決めなくてはいけなくなるので、せめて後悔しない選択をしたいと考えています。どうしたらいいのでしょうか……?

回答

BFLY投稿 2022/9/19 23:41

慶應義塾大学文学部

理系科目が苦手だからという理由で文系を選択するのはあまりおすすめしません。

なぜなら理系から文転するのは簡単ですが文系から理転するのはかなり難しいからです。
実際、同学年にも理系から文転した人は3人ほどいて、最後まで理系だったけれど最終的に数学受験で経済学部に入った人もいます。でも理転したという人は私の人生のなかでもほぼ見たことありません。かなり珍しいです。

私は幼稚園の頃から国語が得意で、中学からは英語が得意になったので、「まあ理系はそんなに興味ないし文系にしとけばいっか」と文系を選びました。
その時の私は理系というと医者か研究者というイメージだったので、他の職業は就きづらそうだと思ったことも理由の一つとしてあります。
でも後から考えてみると、薬剤師や看護師、教師、建築の道など、医者と研究者以外にも職業はあったなと感じました。また個人的には心理学なども興味があったので、文系的アプローチではなく理系的アプローチで心理学に進むのもアリだったなと思いました。
それに、私は数学から逃げたくて文系にしたという部分も実はあったのですが、国立を受験したため数学はやらざるを得ませんでした。確かに数学はそんなに得意じゃなかったけれど、どう頑張っても無理というほど苦手なわけではなかったし、理科は結局受験期最後まで社会よりも得意だったので、社会がこんなに苦手なら理系にしておけばよかったかな……なんて思ったり。笑
社会に楽しさを感じられなかったんですよね。生物とかはすごく楽しかったんですけれど。

どちらの分野にも興味があるのならなおさら、「とりあえず理系にしてみる」というのも一つの手としてアリだということはまず押さえておいてください。

受験したい大学もないということですが、そういう場合も「とりあえず自分が届くと想定しうる範囲で一番偏差値の高い大学」を目指してみるといいと思います。
私の友人は理Ⅱと順天堂医学部に合格し、学費なども考慮した上で理Ⅱに進学していました。
このように、一番レベルの高い大学学部に合格するだけの学力があれば、その分選択肢も増えます。

ですが、結局苦しむのは嫌だと思うので、どうしても理系科目全般が苦手だ!嫌だ!というのであれば逃げるのも全然OKです🙆‍♀️
向き不向きも多少はありますしね。
「文系の人間だと思っていた」のがどういう根拠に基づいたものかはわかりませんが、「なんとなく文系教科が得意だった」とかいう理由なら再考した方がいいです。
文学に昔から興味があって、夏目漱石や太宰治の文学について語りたい……!とかがあるのなら文系にしていいと思います👍

でも個人的にはそこまで迷っているのならとりあえず理系にしてしまって、なるべく幅広く選択肢を持っておくことをお勧めします。私自身なんとなく文系にしてしまって、後悔はしていないのですが、もう少し立ち止まってよく考える時間を取っておけば、自分の興味関心が何に向いているのかを、もう少しきちんと把握できたかもしれないと思うことがあるからです。
学校のカリキュラムにもよりますが。(途中で文転することは可能か?など。私の学校では文理選択の際に文転は可能でも理転は不可能と説明がありました。)

少し脇道に逸れますが、私は基本的に過去の決断に後悔はしていません。(一つだけありますが。)
なぜなら、どんな決断も、その時の自分が精一杯考えて選んだ、その時の自分にとっては最善の決断だったと思っているからです。
例外である一つは、その時の自分にとって最善ではなかったことに薄々勘付いていたのに、友達に流されてしまったことです。
自分で決断すれば、責任を持って行動するようになると思うので、後悔することは少ないと思いますよ!

私は常に、具体的な目標が定まっていないうちはとりあえず選択肢の多い方を選んできたつもりです。
選択肢が多いということはそれだけで人生を歩む上での余裕を持つことができるということになります。
言い忘れていましたが、理系より文系の方が就職先が幅広いということも文系を選んだ理由としてはあります。
理系だとどうしても大学に入った時専門的に学ぶことになり、その道に進む人がほとんどだと思います。
それに対して文系は大学に入ってそれなりに専門的な研究をしても、それに直接関係する業界に就職する人はそれほど多くはありません。だから大学で自由に好きなことを学びやすいと思いました。
受験に関して言うと、選択肢が多いのは理系の方かもしれません。でも大学に入ってからの学びが自由にできるのは文系の方かもしれません。

どのポイントをみずさんが大事にするかによって決断は変わってきます。
どのような決断にせよ、自分自身で決めてください。他人の言いなりにならないで。他人の意見通りに進むと、あとでその人のせいにしやすくなります。
自分の決断は自分で、責任を持って。

思いつくままに書いてしまい、長く読みにくくなってしまってすみません。

応援しています。

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