参考書の「1周」の定義

名無しの権兵衛投稿 2024/6/6 19:32

浪人 理系 東京都

東京工業大学工学院志望

夏休みに今ある参考書を何周もして完璧にしようと思ってます。
一般によく「参考書は色々なものに手を付けず絞って「何周も」した方が良い」というのは聞くのですが、その「何周」というのは何をもって「1周」としてるのでしょうか?「解説をもう一度まとめる」なのか、「問題だけ解ければok」なのか、はたまた違う定義があるのかが分かりません。
受験生の時に具体的にどーなったら「1周」としてたのか、教えて欲しいです。

回答

Kurumi投稿 2024/6/9 02:17

慶應義塾大学文学部

こんにちは!勉強お疲れ様です!

私も浪人時代、夏に参考書を周回する勉強をしていたので参考になれば嬉しいです。

私は基本的に、得意科目は4周、苦手科目はそれ以上するようにしていました。
何を持って「1周」とするかは、それが何周目かによって異なります。

私の場合、
1周目:問題を全問解く→間違えた問題に印をつける→解説を確認する
⭐︎現在の実力を把握する

2周目:答えまでの根拠や流れを頭の中で説明しながら問題を全問解く→間違えた問題/プロセスを説明できなかった問題に印をつける→解説を確認する
⭐︎「分かったつもり」になっている部分を見つけ出す

3周目:根拠や流れを説明しながら印の問題を解く→間違えた問題/プロセスを説明できなかった問題に印をつける→今までに印がついた問題の傾向を見て、以下に分類する
A、「次はできる」問題→解説を見ながら、自分の言葉で答えまでのプロセスを説明する
B、「後回しにする」問題→未習範囲を含むなど、今やる必要のない問題は時間が解決してくれるので後に回す(ただし、必ず戻って来れるように付箋など分かりやすい印をつけておく)
C、「解かなくていい」問題→入試は100点を取らなくても合格できます。確実に合格するために、解けない問題は捨てましょう。
⭐︎優先順位をつけ、課題を明確化する

4周目:根拠や流れを説明しながらAの問題を解く→間違えた問題/プロセスを説明できなかった問題に印をつける→解説を確認し、説明するべきだった言葉を暗記してしまう

5周目以降はAの復習に注力し間違いを減らしつつ、最終的にBをA/Cに変えていきましょう。

長々と書きましたが、問題が正解か不正解かよりも、根拠を持って正解を導くことにこだわって進めてみてください!
応援しています!!

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