限界です、辛い

りり投稿 2023/12/18 09:22

高3 文系 千葉県

早稲田大学商学部志望

高三です。自分の今まで全ての勉強方法も勉強時間も間違いでした。全て非効率だったし勉強時間も足りなかった。英検準一もあと2点で落ちTEAPも295と300には届かず、日本史も戦後がボロボロ、古漢は苦手すぎてもう未来が見えません。
自分なりにやってきたつもりだったけどこの間先生に「それは目を通しているだけだ、取りこぼしがを無くすようにするのが勉強だ」と指摘され、本当にそうだなと思いました。
私は今の高校に補欠繰り上げで入学し、頭のいい友達には恵まれましたがやはり受験勉強は自分に向いていないと思いました。日本全国から精鋭が集まり戦う大学受験に努力も継続も出来ず計画性の欠けらも無い自分が参戦するのは無謀すぎます。
毎日の過去問で合格点が取れず泣いて落ち込み、気分が落ちたせいで解き直しもろくに出来ていません。今から本気でやれば間に合うことはわかっていますが今から出来ません。本当に辛いです。
友達の勉強時間を見ても病むし、推しのライブに行きたくて情報を逐一チェックしている自分も嫌です。
私は高学歴のプレートが欲しいのではなくて、ただ友達と笑いあったり推しのSNSの更新で悶絶したり家族と団欒する日々の生活が大好きです。ただそれだけで良かったのに、受験勉強を始めてから友達の英検不合格を内心喜んでしまったり指定校で進路が決まった友達を恨んでしまったりなど人の幸せを妬むようになってしまいました。本来の私がどんどん失われていっている感覚がとても怖いです。どこでも自分のやりたいことはできるのでは無いか?と思って最近勉強出来ていません。
あと2ヶ月、耐え抜くなんてしんどい。でもやった方が後の人生で得が出来るんだろうなとは薄々思ってはいます。でも今できません。どうしたらいいんでしょうか、本当に辛いです。

回答

kobayash投稿 2023/12/18 10:25

早稲田大学社会科学部

りりさん、はじめまして。
私が率直に感じたことを書いていこうと思います。あえて、受験勉強に関する具体的なアドバイスは一切しません。受験勉強した方がいいという言葉も一度も使いません。
もしお時間がありましたら、読んでみて下さい。

素直に、りりさんは優しい方なんだなと感じました。

友達の不幸を喜びに感じてしまう自分が嫌なるのも、指定校合格した友人に嫉妬をする自分が嫌になるのも、根底の部分が優しくなければ、自分を嫌いに思う感情は起こりえません。

まずは優しい心を持っている自分のことを褒めてあげて下さい。

受験というのは恐ろしいもので一度沼にハマると受験だけが世界の全てではないか、第一志望に受からなければ自分の価値はないのでは無いか、そんなことを考えてしまいがちです。分かりきっていることだと思いますが、実際はそうではないのです。別に志望校に落ちたからといって死ぬわけでもなんでもありません。志望校に落ちて、滑り止め校に入学したほとんどの人は半年もすれば、サークルやバイト、趣味などを謳歌します。喉元過ぎれば熱さを忘れるなんてことわざがありますが、まさにこれです。
だから、もっと気楽に勉強して良いんですよ。

私の両親は高卒ですが、立派に仕事をして私を大学に入れられるほど稼いでいます。私の兄妹は短大です。友人には、高卒でフリーターをしている人や、高校中退して最終学歴は中卒の人もいます。みんな大学には行っていないけれど、不幸そうにはとても見えません。
ある程度の学校に通っていると大学進学しか道がないと思い込みがちですが、全くそんなことはないのです。

受験が辛いのならやめていいです。辞める勇気がないのなら、ゆっくりのペースで勉強するのも良いです。自分のことを1番大切にすると良いでしょう。

私は今ショーペンハウアーという哲学者の『幸福について』という本を読んでいます。すごく端的にまとめると、人間が幸福を感じるかどうかはその人を取り巻く環境ではなく、その人自身の考え次第ということです。

受験で考えてみましょう。
早慶に入学する人の中でも、早慶に入りたい!と考えていた人は喜ぶでしょうが、東大に入りたいと考えていた人はきっと落胆します。このように同じ条件、同じ環境でもその人の考え方次第によって幸福かそうではないかが決定されるのです。

YouTubeで10分程度でまとめている方もおられるので暇だったら少し見てみてください。

この考えを知ると少し気持ちが楽になると思います。大学に入らないと幸せになれないという思考そのものが不幸を作り出す要因なのです。

だらだらと書き連ねてしまいましたが最後に。
「やったほうがあとの人生で得できるんだろうな」というこの考えがりりさんを今受験勉強に縛り付けている原因そのものだと思います。

半分正解で半分間違いです。

何を得とするかによるからです。
「得」を「職業の選択」と定義するなら、
中卒より高卒、高卒より大卒、MARCHより早慶、早慶より東大京大。上へ行けば行くほど自分の職業の幅が広がるのは間違いないでしょう。
しかし、「得」を「自分の幸福」と定義するならば、果たして良い企業に勤めることだけが「幸福」なのでしょうか?違います。自分の好きなことをやること、行きたい場所に行くこと、共に時間を過ごしたい人と過ごすこと。他にも無限にありますが、これらを獲得する方法は受験勉強だけではないはずです。

一度、立ち止まって考えてみると良いでしょう。自分が何をしたいのか。

考えた結果、他にやりたいことがあるなら、それに向かって突き進んでみて下さい。その経験は必ずあなたを成長させます。
もしもう一度勉強すると決めたなら、このアプリで相談をしてみてください。私でなくてももちろん良いです。残りの時間でどうすべきか、誰かがきっと良い勉強法を教えてくれるはずです。

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