青チャートのやりかた

ターゲット投稿 2021/4/25 08:05

undefined 文系 神奈川県

東京大学経済学部志望

僕の友達はこの前の数学の模試が偏差値70近くあったのに僕は同じ模試で50くらいでした、なぜ同じ教材をやっているのに到達地点が大きく違うのでしょうか、青チャートの伸びるやり方を教えてください

回答

ふるかわ投稿 2021/5/1 22:03

早稲田大学政治経済学部

こんにちは。質問ありがとうございます。
同じことをやっていたはずなのに友達に負けるのは悔しいですよね。
今回は実際に私がやったこと、先輩や先生から聞いたことをもとに青チャートのやり方について解説していきます。実は私も東大志望でしたので、東大などの国公立二次試験の文系数学を中心にお話します。

まず、国公立大学の二次試験対策にチャートを2冊(数ⅠA・ⅡB)しっかりやりきる人が多くいますが、それはなぜなのでしょうか?これは私の一意見にすぎませんが、私はある程度解法のパターンを身に着けるためであると思います。よく、これが「発展問題を解くのにパターン暗記は良くない」という意見に矛盾すると指摘する人がいますが、それとはまた別の話です。実際にレベルの高い問題に当たったときはその問題の内容をしっかりと分析して、自分の引き出しの中にある解法パターンを持ち出して組み合わせて解いていきます。つまり、発展問題そのものを暗記することにあまり意味はありませんが、それを解く手段としての基本的な解法暗記は必要不可欠なのです。では、それを踏まえて考えていきましょう。

一般的なチャートのやり方は、その構成に従って問題をコツコツ解く、というものだと思いますが、実際私はそれであまりうまくいきませんでした。飽き性でしたし、ほかの科目に手を付けていると終わらせるのに時間がかかり、すぐに忘れてしまっていたからです。
では私はどうしていたかというと、チャートを「読み」、問題数をこなして定着を図りました。まず、チャートにある例題を見て、頭の中で解答の方向性を考える。そしてすぐに出てこなければ解答例を見て理解する。できなかった問題は時間をおいて再トライする。それだけです。これを行うとある程度の解法パターンが身に付きます。ここで注意してほしいのは、実際に計算して解答を出す必要はないということです。あくまで効率的に解答パターンを身に着けるということだけを考えましょう。また、この時点で100%頭に入れる必要もありません。
それが終わったら、問題数をこなして定着を図ります。学校で使うワークや参考書、もしくはレベルを少し上げて一対一対応シリーズでもいいでしょう。解けない問題に出会ったら、似たような問題がチャートになかったか、辞書のように使ってみましょう。こうすることで、チャートで扱われていた解法パターンが身につくだけでなく、そのパターンを実践的にどう扱っていけばよいのか、わかるようになります。

いかがでしたでしょうか。
青チャートをやってもうまくいかなかったということで、私の使い方を一例として紹介しました。
私も一年生の時は数学の勉強法がわからずスタートが遅れましたが、最終的には東大の入試で合格点を大幅に超えることができました。
焦らずコツコツと勉強を続けていってください。
応援しています!!

6CC5678843F74600AF0989188BB845DB
1D94B2ECF29140C28306BF5489E40E2D
WU4HKHkBTqPwDZPuLsCs