受験生が知るべき話??快適な睡眠時間―
脳を十分に休養させ、記憶もしっかりと整理するためには、「レム・ノンレム睡眠サイクル」を最低2回とる必要があると言われています。つまり、90分のサイクルが2回で180分ですが、これは睡眠の質にも大きく影響するので、例えば道路沿いにある家だと音が邪魔して睡眠の質が落ちたり、オレンジ電球で寝るクセのある人は光に邪魔されたりして、2回のサイクルでは十分に脳の機能を維持できない可能性があります。
ですから、余分に見積もって90分のサイクルを3回で270分、これに入眠時間や目覚めるまでの時間を考慮して6時間睡眠がオススメとされています。
僕は、元々最低8時間は寝ないと翌日頭が働かないタイプでしたが、「睡眠の質」をしっかり管理するようにしたところ、今では「2時就寝?8時起床」の6時間サイクルで頭が今まで以上に活性化しています。睡眠が改善されるだけで、毎日こんなにも物事に集中できるのか、そして、今まで無駄にしていた「午前中」という時間の貴重さに気づかされました(笑)
ちなみにこれは、認知科学者の苫米地英人さんが推奨しているものです。興味がある人はこちらを読んでみてください(^^)
受験生が知るべき睡眠の話―まとめ―
いかがでしたでしょうか。僕の周りだけではないと思いますが、自分はロングスリーパーでこれ以上の睡眠時間を削るのは無理、と考えている人が多くいます。
しかし、睡眠の役割、レム睡眠とノンレム睡眠、そして快適な睡眠時間を理解して実行すること。このように睡眠の質にさえ気を付ければ、6時間で翌日十分に頭が働きます。もちろんこれにも個人差はあるので限界はありますが、睡眠時間を少しでも減らしたい、気分よく起きて勉強に集中できる環境を作りたい、という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
次回は「睡眠の質」についてお話したいと思います。
睡眠の質編⇒「もう勉強中に眠くならない?「睡眠の質」を管理する3つの法則」