Q5.国教では1年間留学に行くって本当?
本当です。長期休暇を除いて、正確には10か月程度の留学を、全国教学部在学生がすることになります。
多くの学生は2年生の8、9月頃から留学が始まり、3年生の5月頃に現地での授業が終了します。英語圏への長期滞在経験がある生徒の中には、第2外国語圏(英語以外の外国語 を使う地域)へ留学する学生も多いです。
2年生の秋学期(8、9月頃)から留学する場合、1年生の10月から選考が始まり、12月に行き先が決定します。 その場合、1年生の春学期(4月?7月)の成績やTOEFL-iBTのスコアが大切なので、受験が終わったばかりの時期のはずですが、また受験を控えているような気持ちで学生生活を過ごす学生も多くいます(笑)
ですが、特に国際教養学部生の場合は、留学は必須となるため、明確な目的意識がなく「英語力を高める」「卒業に必要だから」「海外が好きだから」という理由で行く人も多く存在します。
留学の目的は人によって様々ですが、個人的には、単純に「英語力を高めること」を目的にしてしまうことは、とても勿体無いと感じています。
留学費用は200万〜400万(人によって大きく異なります)ほどかかるケースが多く、決して安くはありません。そのため、英語力を高めるだけなら、極端な話、日本で英語しか話さない環境を自分で作り出す(英語圏の人とルームシェアする、一日中引きこもって海外ドラマを見続ける、Skype英会話を行い続ける、など)方が安上がりだからです。
もちろん、海外の空気を肌で感じることは大切ですから、大学在学中に海外に行くことはお勧めですが、その方法は留学以外にも、海外ボランティアやワーキングホリデイなど、他にも沢山あるので…
まずは、”何故、自分は留学したいのかを考える”こと
そして、その理由、目的を達成するにはどんな手段があるのかを、インターネットや先輩の話を通じて知ることが大切だと思います。
おおざっぱですが、私の留学の目的を優先度の高い順番に並べると
?留学先でしか出会えない人に会う、経験できないことをすること
?海外の学生と同じ大学、同じ教室で学び、共に生活すること
?英語圏で長期間暮らすことにより、英会話力を高めること
以上3つが挙げられます。何かの参考になれば幸いです。
→「早稲田ではなぜ英語力が伸びるのか?早稲田の留学制度と国際的環境を調査」
→「慶應義塾大学の留学制度まとめ」
終わりに
謎の多い国際教養学部の実情を少しは分かっていただけたでしょうか?
大変なことも多いですが、学べることもその分多い学部です!このコラムを通して、国教に興味を持っていただけたら幸いです。
それでは、また次回の一言コラムで!
→「早稲田の学部に関する記事を読む!」
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