共通テスト合格最低点、間に合う?

のん投稿 2023/9/24 17:26

高3 理系 大阪府

立命館大学映像学部志望

私立大学志望の高校3年生です。
共通テストを使う入試方式で勝負しようと考えています。国語(現代文のみ)、数学(IA・2B)、化学、英語の4教科を受ける予定です。
9月時点で安定して取れる点数で、あと3ヶ月半で目標点に間に合わせることはできますか?また、どう対策すれば目標点に届きますか?

科目|9月時点で安定して取れる点|目標点(合格最低点)

国語|75|88
数1A|67|83
数2B|55|83
化学|46|78
英R|60|85
英L|43|80

国語は8割前後を安定して取ることができるようになりました。他の教科を補うために9割に伸ばしたいと考えています。

数学と英語リーディングは時間に間に合わすことができていないのが問題点です。リーディングは第3問までは安定して点が取れています。第4問以降、時間が足りず焦ったり、文章を読み切ることができなかったりしているのが現状です。時間内に解き切る練習をしています。

化学は基礎があやふやだったので、9月から基礎問題精講を解き始め、理論化学を2周しています。
英語リスニングは対策方法がわからず、手がつけられていません。

このままで本番までに目標点に届くか、どう対策すれば目標点に届くか、お答え頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

回答

Datty投稿 2023/9/24 18:57

慶應義塾大学法学部

これなら、おそらく間に合うと思います。
難しいのは英語なので、そこの対策をがんばりましょう。
リーディングは、時間内に解ききれずとも、時間をかければ満点近くいけるかどうかで変わります。もし時間があっても解けなければ基礎に抜けがある可能性があるので、時間内に解く練習の問題ではなくなってきます。ただ、第3問までは安定して解けているみたいなので、おそらく基礎は大丈夫だと思います。
少し解く順序を変えてみると、集中力や焦りの問題を緩和できることがあるので試してみてください。このあと説明する数学でもそうですが、全く解答が終わっていなくてもまず一周してしまうと全体が見えて少し落ち着くことがあります。第一問は何分、第二問は何分、と決めておいて30分くらい余る激早スピードでとりあえずざっと一周終わらせて、(もちろんわからない問題もあるし読みきれないと思うので、そういう時は各大問に割り振った時間配分をすぎたらとばします)そこから二周目に入るパターンで一度解いてみてください。焦りが改善されることがあります。

数学ですが、基礎に問題がなければこちらも時間配分でうまくいくことがあります。以下の方法で、私は6割くらいしかとれなかった数学の点数が8〜9割に安定しました。
1.各設問数分と時間を決める。大体、数1・Aなら70分だと思います。第一問、第二問をそれぞれ7分ずつ、第三〜五問(から二つ選ぶ)はそれぞれ5分ずつと決め、解けなくても無理くり次に進むようにしてとりあえず一周終わらせる。データの分析は一周目はガン無視する。
この時点で、数学の基礎的な実力があれば、うまくいけば50点くらいいきます。
データの分析をとばす理由は、点数のコスパが良くないからです。
2.二周目に入る。これもどんなに長くても各設問一周目と合わせて15分以内には終わらせる。これ以降はデータの分析も解く。7〜8割いきます。
3.余った時間で解けそうなものから潰していく。
ここでギリギリまで点数を取っていきます。
後ろの方の問題も、前とたいして点数は大きくありません。なのに、共テ数学は後ろの方の設問ほど重い計算が課されます。なるべく各設問の前半の問題を取り切れば、安定して点数が取れます。また、先述の通り、先に一周して全体を見たという状態の方が気持ちが安定します。

化学基礎は、基礎ができておらず対策中、ということですが、大丈夫です。塾や予備校では、他の教科に時間を割かねばならないから夏までに理科基礎は押さえるようにと言うことがありますので焦りもあるかもしれませんが、やろうと思えば間に合います。おそろしい話なのですが、東大受験生の合格体験記を読みあさっていた時、理科基礎は共テの2-3週間前にほぼ初学から始めて満点でしたという人が数人いたんですよね…いや、彼らと同じにしないでくれ、って思われるとは思いますが、そういう場合でも満足度の高い結果を取ることは人間にはできるということがとりあえず証明されてるので希望持っていきましょう。私の場合地学基礎でしたが、3年の冬休み時点では8割のるかのらないかくらいの完成度でも、演習問題を5回くらいやって間違えたところを復習しただけで本番は満点になりました。まわりの化学基礎選択者も冬休みくらいから本格的に対策してたので、今からやれば大丈夫、焦らず基本に戻ってください。入試2日前だろうが、1時間前だろうが、基本に戻るのに遅すぎることはありません。

さて、リスニングですが、まずそのまま理解できるよう頑張りましょう。リスニングは、言わば耳で聞くリーディングです。共テリスニングの単語は簡単なものではありますが、リーディングでわからなかったり自分で発音できなかったりする単語はリスニングだとわかるはずもありません。リーディングの力を伸ばすのも怠らず、バランスよく聞き取り練習をしてみてください。聞き取り対策なら、シャドーイングとディクテーションがおすすめです。シャドーイングは英文を聞こえたまま繰り返す方法、ディクテーションは英語で聞き取ったものを書いていく方法です。音読よりどちらも負荷がかかるし、特にディクテーションは時間も労力もかかりますが、聞き取れるまで何度も聞いて続ければかなりリスニングは伸びると思います!
解き方の対策ですが、共テなら、聞き取ったまま理解して答えられるようなレベルの英文が多めだと思います。第二問、第一問(英文が二回読みの大問)で英語のまま理解する練習をしてください。
以下は少しレベルの高い要求なので無理しなくても大丈夫です↓
残りの英文一回読みの大問は先読みをしないと英語力のある人でも厳しいと思います。正直私は与えられる30秒とか1分では不安だったので、第一問、第二問の繰り返し音声の時間も先読みに使って第四問の表に出てくる数字に目を通して、第五問の先読みも終わらせてました。第五問の後から続いて講義が読まれる問題は、ほとんどグラフから読み取れます。第五問分に割り当てられた先読み時間は主にそっちに使うことで、余裕を持って、かつ一問ほぼ終わらせた状態で第五問に臨めたのでオススメです。

かなり長くなりましたが、本気で悩んでいらっしゃる様子がわかったのでお答えさせていただきました。もし他にわからないことがあれば、コメント欄でもメッセージでもなんでもご連絡ください。
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