英検2級と準1級の違い

せなか投稿 2024/4/14 18:31

高2 文系 東京都

早稲田大学文化構想学部志望

高三です。
高2の秋に英検2級に合格しました。
私立志望なので英検利用で受験をしたいなと考えており、夏前に英検準1級の合格を目標にしています.
英検2級の時は特別な対策はせず、普通に合格ましたが、準1級ではそうはいかないと学校の先生にも言われました.よく売ってる準一級対策用の参考書は必要でしょうか?
またリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各分野の特徴を教えて欲しいです。

回答

MK投稿 2024/4/20 17:06

早稲田大学文学部

こんにちは♪ 質問ありがとうございます。結論から申し上げますと英検準1級に合格するためには、準1級用の参考書は必須であり、十分な対策が必要です。理由は大きく2つあります。

 1つ目は、2級に比べて圧倒的に難易度が高いため。2つ目は、参考書で問題形式、やるべき事柄が明確になるためです。
 自分自身も高校1年生の時に特別な対策をせずに2級は合格しました。しかし、同じ感覚で特別な対策をせずに、準1級を受験したら不合格でした。その後しっかりと参考書をやったことで、合格できました。

 次に準1級の分野の特徴と自分がやっていた対策、おすすめの参考書について説明します。
 準1級合格の決め手はなんといっても大問1の語彙問題です。2級に比べ語句の難易度も上がるため単語を知らないと解けません。自分は単語帳を移動時間などに覚えて対策しました。     
 次に長文についてです。準1級の長文はそれほど難しくありません。なので英語が得意なら、そんなに心配しなくて大丈夫です。

 準1級のライティングは今年から要約と自由英作文の2つになりました。英作文の難易度はそんな難しくありません。自分は書いたものを英語の先生に添削のお願いしていました。大事なのは何回も繰り返し書く練習をすることです。要約は短い英文を要約する練習をしてみてはどうでしょう。(早稲田の文化構想の対策にもなります。)
 次にリスニングについてです。準1級のリスニングは会話のスピードがとても速く、1回しか音声が流れません。そのため確実に会話の内容を把握する練習が必要です。自分はリスニングの音声や長文(学校や予備校の教科書)の音声を何度も聞いて、とにかくスピードと英文に慣れる対策をしました。筆記試験のおすすめの参考書はGakken の『英検準1級過去問題集』と『でる順パス単準1級』です。

 最後にスピーキングについてです。2次試験の対策は1次試験の結果を見てからで問題ありません。スピーキング(2次試験)は面接官からカードが渡され、1分間の時間が与えられ、そのカードに描かれている4つの絵から話をつくる問題が1つと、自分の意見を聞く問題が3つがあります。
 自分は英語の先生(ネイティブスピーカー)に練習をお願いしていました。また自分の意見を述べる際の材料として日頃から新聞などのニュース記事に目を通しておくと良いでしょう。2次試験のおすすめの参考書は、『英検準1級面接大特訓』または『14日でできる!英検準1級面接完全予想問題』です。

 英検準1級は、あらゆる私大の入試(早稲田の文化構想学部、文学部、商学部の英語外部検定利用、立教や明治、明治学院の英語外部検定併用)でもかなり有利になりますので、ぜひ準1級に合格してください。これからも受験勉強頑張ってください。応援しています!

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