シス単の使い方

たい投稿 2024/3/22 01:00

高1 文系 京都府

京都大学総合人間学部志望

シス単今2週目で単語だけ見て回しちゃってるんですけどやっぱりミニマル使った方がいいんですかね?適当に回して適当に覚えていっちゃってる感じがするので先輩方はどのように使っていたか教えてください🙏

回答

きさらぎ投稿 2024/3/22 01:35

慶應義塾大学文学部

 覚えるんだ!という意識が大切です。めちゃくちゃ精神論というか根性論の節ありますが、本当に大事だと痛感しているので声を大にして言います。結果的に必ず一度見たものなんて忘れます。それでいいんです。が、なるべく覚えてやるの意識があった方が脳の残りがいいと思います。もう少し踏み込むと、たとえばqueueという単語があったときに、「ああ意味は「列」か、なんかueueが「列」なしてみるみたいでかわった単語だな」とか、バカに見えるかも知れませんが、こういったちょっとした自分のなかでくすっとするような、ギャグみたいなのがトリガーとなって脳内に単語がスムーズに
格納されたり、以降思い出しやすくなるというのは本当にあると思います。「この単語長いな」とか
「みじかすぎんだろ」とかちょっとした感情の機微を大切にしてください。
下に単語帳の回し方を示しますので、不要でしたらお見捨ておきください。上に語ったことを念頭に
置くだけで本当に違います。少しでも適当という感覚が自覚されてよかったです。

まずその単語帳を一冊ざっと目を通します。このとき、同じ単語やページに長い時間をかけてはなりません。ある程度、「ああこんな単語があるのか、この単語はこういう意味なのか」とわかれば、次々に前にいって、おろそかにしてはなりませんが、きもち丁寧くらいでとにかく早く一周、目を通します。これによって全体像を脳の潜在下でなんとなく感じます。加えて、「生まれてこの単語一度もみたことがない」という事態がその単語帳において事実上なくなりますね。これは精神的にもとてもうれしいし、以降の暗記作業において無意識下で有効に働いてくれます。ですからとにかくはやく初めての一周を終わらせてください。 
 この後はひたすら演習(赤シートで隠して「思い出す(思い出せずプチ悔しい思いをする)経験」を積みます。このときも、どんどん前に進んで最後までたどりつくことをめざしてください。同じところで長らくとどまっていてはいけません。ある程度覚えたと思ったら、すぐ次にいって、そのかわりまた「戻ってくる」すなわちその単語帳を反復するのです。もし一周全部通すことを繰り返すのが
苦しければ、いくつかのブロックに割って、各ブロック内で繰り返し反復しましょう。
 その単語をどれくらい長い時間かけてみたか、ではなく何回・何度見たかが最も肝腎になってっきます。もっと肝腎なのは、その単語を「何回思い出したか」です。ですから、赤シートや手で隠すことを忘れないでください。覚えられていなくて最初は苦しいですが、覚えるほど本当にはかどります。
 さて、具体的にですが、赤シートで隠してなお思い出せた単語に印をつけていきます。多くの人は分からない単語に印や付箋をつけると思いますが、私はこれをした当初、分からない単語だらけで絶望してやる気がなくなりました。ですから、覚えたら覚えるほど(思いだされば思い出せたほど)に正の字の印を増やしていくのが精神的にもはかどると思います。進捗状況も目に見てわかりますし。こんな具合で単語帳がボロボロになるまで反復してください。

それでは、質問者さんが充実した受験生活をおおくりになることを心より祈っています。
頑張ってください!!!

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